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ひで坊な日々

主に私の仕事と信条に関わるメディアからの備忘録と私の日常生活から少し・・・                             
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:2007:04/27/13:52  ++  強制連行賠償訴訟、日中声明で個人の請求権放棄・最高裁

第2次大戦中に日本に強制連行され過酷な労働を強いられたとして、中国人5人が西松建設に約2700万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審判決が27日、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)であった。同小法廷は「1972年の日中共同声明で個人の賠償請求権は放棄された」と初判断。その上で、企業に賠償を命じた2審・広島高裁判決を破棄して請求を棄却、原告側の逆転敗訴が確定した。

 「国家間で戦争終結の条約や共同声明が結ばれれば、個人は相手国に賠償請求する裁判上の権利を失う」との最高裁判断が示されたことで、強制連行や従軍慰安婦をめぐる一連の戦後補償訴訟も請求が退けられる公算が大きくなった。

 上告審では、72年に日中が国交回復した際の共同声明にある「中国政府は中日(日中)両国国民の友好のため、日本に対する戦争賠償の請求を放棄することを宣言する」という項目の解釈が最大の争点になった。  (11:59)

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:2007:04/26/16:01  ++  【正論】中国軍事研究家・平松茂雄 温首相訪日で台湾問題浮き彫り

■日本の「台湾独立不支持」表明の重み

 ≪最大の解決困難な問題≫

 中国の温家宝首相訪日は「台湾問題」が日中間最大の重要課題であることを改めて教えた。温首相は国会演説で、安倍首相が中国を訪問した際に提起した「戦略的互恵関係」を構築するうえでの「共通認識」としていくつかの原則をあげた。その第1は「約束を履行する」ことだとして、「中日共同声明」他の3つの政治文書に記載された諸原則を厳格に守っていけば、「両国関係は順調に前進する」と表明。その中で最も重要な問題は「台湾問題」であり、「国家の核心的利益にかかわる問題だ」と説明し、「台湾独立」を絶対に容認しない、と強く述べた。

 これに対して、安倍首相は温首相との会談で「台湾の独立を支持しない」と表明したと報じられている。

 「台湾問題」は日米安保条約とともに、この五十余年間の日中関係で最大の解決困難な問題であった。中国によれば「台湾問題」の解決を妨害している最大の要素は、米国の軍事力であり、それと裏腹の関係にある日米安保条約であるからだ。それ故建国後の約20年間、中国の対日工作は、日本に中華民国と断交させ、中華人民共和国を承認させるとともに、日米安保条約の廃棄を迫るものであった。だが1972年9月の日中国交回復で、中国は日米安保条約の廃棄を棚上げし、日本に中華民国と断交させることでひとまず満足した。

 ≪核ミサイル戦力の到達点≫

 日米安保条約の廃棄を棚上げした背景には、中ソ国境に「100万人の大軍」を配備して圧力を加えていたソ連軍に対処する上で米軍と日米安保体制を積極的に利用するとともに、経済成長を基盤に急速に軍事力を成長させつつある日本を日米安保体制の枠の中に押さえ込んで、日本の「軍事大国化」を非難しつつ抑制する巧妙な対日工作があった。それと並行して「中国の市場」に期待する日本の経済界、それと経済的利害を共にする自民党に働きかけて、急速な経済成長を遂げ、それを土台に軍事力の迅速な成長を意図した。とりわけわが国の政府開発援助(ODA)が中国の遅れたインフラ整備に果たした役割は大きく、その上に中国は現在見るような経済成長を遂げた。

 他方中国は建国以来一貫して通常戦力の近代化を後回しにして、核ミサイル戦力の開発に国家の総力を集中し、70年代から80年代にかけて最小限核抑止力を構築し、それを土台に宇宙と海洋に進出している。有人宇宙船の打ち上げは、米国が台湾問題に軍事介入するならば、ワシントン、ニューヨークその他の米国の主要都市を核攻撃すると威嚇して、米国に対して中国への核攻撃を断念させるところにまで、中国の核ミサイル戦力が到達したことを示した。今年1月に実施された人工衛星破壊実験は、米国が中国の核ミサイル攻撃を阻止するために開発しているミサイル防衛システム(MD)を運用している偵察衛星を無力化する能力を開発していることを明るみに出した。米国は中国の台湾軍事統一を阻止するために、中国と核ミサイル兵器を撃ち合うことはないだろう。

 ≪「台湾」と拉致問題の関係≫

 安倍首相は「台湾問題」で執拗(しつよう)な温首相に対して、日中共同声明の立場を「堅持する」とした上で、「台湾独立を支持しない」と表明したと先に書いた。だが日中共同声明は「台湾は中華人民共和国の領土であるとの中華人民共和国政府の立場を理解し尊重する」と規定していて、わが国は台湾が「中華人民共和国の領土である」ことを認めたのではない。いわんや「台湾の独立を支持しない」とは明記していない。

 報道によると、今回「台湾問題」を「共同プレス発表」に記載したのは、拉致問題への中国の協力を記載させたことと交換であったという。拉致問題の重要性を筆者は十分に承知しているが、「台湾問題」はわが国の安全保障にかかわる最重要な問題であり、同列に論じる問題ではない。筆者が本欄で繰り返し論じてきたように、シーレーンの要に位置する台湾は「日本の生命線」だから、台湾が中国に統一されると、日本は安全保障・経済両面で中国の強い影響力を受けることになる。

 遠くない将来、台湾の軍事統一が現実化し、米海軍の空母が横須賀から出動する時、「台湾独立を支持しない」と約束したではないかと発言するだけで、日本はパニックになるだろう。中国は労せずして、日米安保体制を無力化し、「台湾問題」を片付けることができる。温家宝首相は日本の大学生と野球をしたり、市民と一緒にジョギングをしに来たのではない。(ひらまつ しげお)

(2007/04/26 05:02)

:2007:04/26/16:00  ++  【正論】元駐米大使、世界平和研究所理事長 大河原良雄 安倍-ブッシュ首脳会談に期待する

■日米同盟関係の強化求める内外情勢

 ≪個人的友情を深める機会≫

 11日から13日まで日本を訪問した中国の温家宝首相は「安倍首相の訪中は日中間の氷を割るものだった。今回の訪日は氷をとかすもの」と銘打っていたが、経済閣僚対話の創始、環境エネルギー分野での協力など、日中の「戦略的互恵関係」を具体化するいくつかの方策について合意が発表された。「政冷経熱」といわれてきた日中関係がようやく「平熱化」の方向に向かったことは喜ばしい。

 しかしガス田開発等重要な懸案が先送りになったままであり、屈折した対中感情を背景に表土の下には依然「凍土」が横たわっているとの日経新聞の論評は念頭においておきたい。安倍首相は日中首脳会議を終えて26、27日に米国を訪問する。小泉政権時代に日中首脳対話が途絶えたことに憂慮の念をかくさなかった米側は日中関係の新しい動きを前向きに評価するであろう。

 就任以来、安倍首相はアジア近隣諸国外交、欧州連合(EU)訪問などに多忙を極め、訪米は5月の連休になると観測されてきた。しかし安倍内閣の主要閣僚による米のイラク政策批判や、日本の核開発の可能性をめぐる発言などが相次ぎ、米側に懸念を与えるといった事態が生じたため、予算の国会通過後なるべく速やかな訪米が望ましいと主張してきた立場から連休前訪米の実現を歓迎したい。

 ブッシュ大統領が安倍首相に対する個人的友情を背景として、お決まりの儀礼的行事ではなくホワイトハウスにおける家族同士の夕食会やキャンプ・デービッドにおける会談を用意して歓迎してくれるのは意義深いことである。ちょうど1年前、中国の胡錦濤主席のワシントン訪問時の接遇が型にはまった儀礼的歓迎に止まったのと大きな差異があるのに気がつく。

 ≪3つの大きな情勢変化≫

 ブッシュ大統領は、小泉純一郎前首相との深い信頼関係に裏打ちされた日米同盟関係をさらに進展させたいと願っているとみられる。その背景に、国内外情勢の大きな変化がある故である。

 第1に、昨秋の中間選挙の結果、米国議会は12年ぶりに上下両院とも民主党優位となり、政策遂行にあたり行政府はことごとに議会の反対にさらされている。

 第2に、イラクの軍事作戦は成功したもののイラクの治安の悪化と復興の遅れに対する国内外の批判は強まる一方であり、中間選挙での共和党敗北の大きな要因の一つでもあった。ブッシュ大統領は治安回復のために軍の増派を求めているが、議会は逆に早急な撤兵を主張している。外交問題ではこのほかにイランの核開発および北朝鮮問題の6者協議がいずれもはかばかしい進展を見ず、いたずらに妥協に次ぐ妥協を強いられているとの強硬派の批判の声も高まっている。

 ≪気掛かりは米軍再編問題≫

 第3に、石油価格の高止まり、消費者の消費手控え、住宅市場の低迷などによる経済の先行き不透明感が政府の経済政策への不信感を招いていることである。

 米国では既に来年の大統領選挙に向けて激しい前哨戦が繰り広げられている。選挙資金としてヒラリー・クリントン上院議員が2600万ドルを集め、オバマ上院議員が3000万ドルを集めたと報じられた。共和党ではロムニー前マサチューセッツ州知事が2063万ドルでトップを占め、今最も人気の高いジュリアーニ前ニューヨーク市長の資金は1500万ドルという。民主党候補として女性のクリントン夫人、アフリカ系のオバマ上院議員とヒスパニック系のリチャードソン・ニューメキシコ州知事の3人が有力視されていることは米国政治の転換期を示唆しているようだとのハーバード大学入江昭教授の指摘もみられる。

 こうした情勢下、ブッシュ大統領は外交面で同盟国との連携関係を一層深める必要性に迫られているといえ、安倍首相との首脳会談に対する期待も大きいとみられる。

 対する安倍首相は防衛省への昇格、イラク特別措置法の2カ年延長、集団的自衛権に関する諮問会議の開催など対米協力推進の具体的措置を次々と講じてきた。問題は米側が進めている米軍再編を受けての在日米軍基地の再配置への対応である。沖縄の普天間基地の名護地区への移設という長年の懸案解決の目途がいまだ固まっていないのが気にかかる。

 このほかにも地球温暖化やエネルギーその他経済分野での日米協力が重要な会談のテーマとなるであろう。今回の会談が緊密な日米関係の新たな一里塚になることを願ってやまない。

 (おおかわら よしお)

:2007:04/26/15:58  ++  【正論】元駐タイ大使・岡崎久彦 中国の軍備拡大と新協商の時代

■戦略的観点から日露関係を考える

 ≪バランス・オブ・パワー≫

 国際政治はバランス・オブ・パワーの変化に影響されて動く。その変動要因の中で、19世紀以降の近代社会に特徴的なのは一国の経済成長によるバランスの変化である。

 それは、領土の膨張や同盟の結成などの古典的なケースと違ってはっきりと外部から見えないし、またどの時点から脅威が増大したかを特定するのが困難な性質を持つ。

 アジアの例では中国が苦い経験をしている。阿片戦争で目覚めた清朝は、北洋艦隊を建設してその威容を誇っていたが、明治維新以来の日本の急速な国力の進展に気が付くのに遅れ、戦争の前の年まで「●爾(さいじ)たる小邦」の認識を改めなかった。その結果敗戦と列強の介入、その後数十年の半植民地化の屈辱を招いた。

 現在の中国をめぐるバランスは100年の時間を経て、第一次世界大戦前の英独関係と格好の類比が可能である。1870年の普仏戦争以降のドイツの経済発展は凄(すさ)まじいものがあり、鉄鋼生産量などで英国を追い抜いた。とくに1897年のドイツの建艦法以降、海軍力も英国に迫り、10年経った1907年ごろの英国では、ちょうど今の中国脅威論のようにドイツ脅威論の百家争鳴となった。ドイツの能力増大を懸念する論と平和的発展を期待する両論があったことも今と同じである。

 その両論の間に決着がついたわけではないが、国際政治は自ずからそれに対抗するバランスを求める方向に向かい、英仏露の間の協商が結成され、1907年は協商の年と呼ばれた。

 ≪1997年転機に軍拡≫

 中国も1978年の改革開放以来急速な経済成長を遂げているが、中国の軍備拡張が本格的となるのは、台湾海峡危機の翌年の1997年以降といって良い。中国の軍事予算は過去十数年間2桁(けた)成長しているが、インフレを除いた真の2桁成長は1997年以降である。また中国の軍事費の大部分は国内の膨大な陸軍を支えるためといわれてきたが、その陸軍も1997年以降50万人削減され、そこから浮いた資源は軍の近代化に回されたと推定される。

 現在中国の軍事的脅威は、毎日世界中のどこかで議論されている。論争に決着がついたわけではないが、外交的な動きはすでに始まっている。

 アメリカは核不拡散の原則論に反してインドとの提携を強めている。また最近は日豪安全保障宣言も出た。いずれも第三国に対して敵対的なものでないことを明言している。協商も、英仏間、英露間の紛争の種を取り除くのが目的の取り決めであり、第三国とは関係ない協定として「アンタント」という名で呼んだ。しかしその結果、国際的な協定ではコントロールしきれない経済力、軍事力のバランスだけが問題として残って第一次大戦に至るのである。

 ≪大戦への衝突路線進むか≫

 2007年は新たな協商の年といえるかもしれないが、ここで誰が見ても欠落しているのは、日露協商である。むしろ、それはロシアなどとの間の国境問題を先に片付けてしまった中国の外交の方が一歩先んじていると言って良いのかもしれない。

 国家戦略論からいって、21世紀の最大の問題は強大化にとどまる所を知らない中国といかに対するかである。他の国際問題の重要性は日本の安全に対する影響の大小軽重から言って遥かに低い。

 日本が北方領土に対して法的歴史的権利を持つことは私は否定しない。むしろ私は間宮林蔵以来の経緯で樺太にも日本が権利を持つと考える点では、四島以上の権利を主張する日本共産党に近い。しかし国家国民の利益の上では、法的歴史的思考よりも戦略的思考が優先すべきであると思っている。

 中国の脅威論はまだ序の口である。ドイツの脅威の例から言えば、英国でドイツ脅威論(ネーヴィ・スケア)が爆発するのは1909年からである。歴史家グーチは、それまでは憂慮(アンキザイエティー)だったのが悪夢(ナイトメア)になったと描写している。このままで行けば、専門家の間で言われているオリンピック後の中国の脅威という予言も現実となろう。

 そうなって来ると、バランス・オブ・パワーの必然として、日本は領土問題の基本論からだけでなく、より大きな戦略的観点から北方領土問題を片付けて、外交上縛られている片手を自由にする必要に迫られるかもしれない。

 そしてロシア側も、日本と同じように、あるいは国境を接しているだけに中国の軍事力の膨張の影響をうけやすい点では日本以上に、戦略的観点から、より柔軟な思考が必要となるのであろう。(おかざき ひさひこ)

:2007:04/25/17:32  ++  ソフトバンクモバイル

日出夫用・・・ホワイトプラン、パケット、E-メール
八恵子用・・・ホワイトプラン

:2007:04/25/16:51  ++  数百万人を抱える楽天モバイル事業の秘密兵器、「前略プロフ」の秘密

「プロフ」というサービスをご存じだろうか。携帯電話やPCなどに対応した自己紹介ページを作成できるサービスの総称だ。10代を中心に人気を集め、コミュニケーション手段の1つとして使われている。メディアシークが自社モバイルサイトの利用者に対して行った調査によれば、13歳~15歳の85人のうち90%がプロフの存在を知っているといい、実際にプロフページを持っている人も67%にのぼるという。多くのユーザーは携帯電話から自分のプロフを作成し、友人同士で見せ合っているようだ。

 プロフを運営している事業者はいくつかあるが、その中でも多くのユーザーを抱えているサービスの1つが「前略プロフィール」だ。900万以上のプロフィールページが開設されており、ユーザー数は「数百万人」と運営者は話す。

前略プロフィール 前略プロフィールで作成したプロフページのPC版をトリミングした様子。上下に広告が掲載される

 実は、この前略プロフィールを運営しているのはオークションモールの最大手、楽天だ。ただし「楽天」というブランド名は前面に押し出さず、CGIBOYというサービスの1つとして提供している。CGIBOYはキープライムが運営していたサービスで、2002年に楽天がキープライムを子会社化、2003年に吸収したため、現在は楽天のポータル事業の1つとして位置づけられている。

 楽天 開発・編成統括本部 プロデュース本部 ポータル部門 部門長の浅見貴之氏によると「前略プロフィールは単独のサービスではなく、掲示板やアクセスカウンターなど、ユーザーが必要なパーツを使ってホームページを作るために利用するサービスの1つ」という。

「手軽さ」がヒットの理由

 前略プロフィールのサービスが開始されたのは2002年4月。当時は個人ホームページが全盛で、ブログやソーシャルネットワーキングサービス(SNS)は日本で開始されたばかり。前略プロフィールの利用者数も、さほど多くはなかった。それが、2006年に風向きが変わる。

 「利用者数が急激に伸びたのは2006年の後半から。特にプロモーションをしたわけでもないのに、口コミで広がっている。コミュニケーションツールとして、10代から20代前半までのユーザーが利用しているようだ」と、開発・編成統括本部 プロデュース本部 ポータル部門 ポータルプロデュース部の鈴木裕次氏は話す。

 前略プロフィールでは、あらかじめ用意された質問事項に答えていくと自分のプロフィールページが完成する。また、写真や画像を掲載することも可能だ。非常に簡単な仕組みだが、この手軽さが受けたと楽天は見る。また、質問事項も「性別」「星座」「趣味」などスタンダードなもののほかに、「前世」「生まれ変わったら」「世界平和に必要なのは」といったユニークなものも多くあり、「受け狙い」ができる点も魅力になっているようだ。

 ユーザーは自分のページを携帯電話で開いて直接見せ合ったり、URLをメールで送りあったりしているという。また、初対面の際の名刺代わりとしても使っている。

 自己紹介ページは一度作成したらほとんど更新しないというケースが多いが、前略プロフィールでは様子が異なる。掲載した写真を頻繁に入れ替えたりプロフィールを書き換えたりするケースが多いという。また、掲示板を設置することができるため、新しいコミュニケーションツールとしても利用され始めている。

 同様のコミュニケーションツールとしてSNSやブログといったインターネットサービスもあるが、前略プロフィールは機能が限られているがゆえに利用するための敷居が低く、若年層を中心に会員数が伸びたのである。

 しかし、懸念材料もある。若年層がメインユーザーのためメールアドレスを簡単に公開してしまったり、自分の写真をそのまま載せてしまったりすることで、出会い系などへのトラブルにつながる可能性が高いのだ。「携帯電話から使っているユーザーが多いせいか、自分と友人しか見ていないと勘違いしてしまい、自分の住んでいる場所や友達の名前などをそのまま書いてしまう。インターネット上で一般に公開されているという意識が薄いユーザーは多い。PCサイトのコミュニティで言えば、3~5年前の状況に似ている」(浅見氏)
楽天ではトラブルを未然に防ぐため、ユーザーへの注意喚起をすると共に、トラブルにあわないための情報提供を行っている。ユーザーを教育しながら、安全にサービスを使ってもらおうというのがその趣旨だ。また、楽天オークションやブログなどのコミュニティ運営で培ったノウハウを生かし、サイト内の24時間監視もしている。

プロフで若年層へのリーチが可能に

鈴木裕次氏と浅見貴之氏 前略プロフィールを若年層向けのメディアとして育てていきたいと話す鈴木裕次氏と浅見貴之氏(左)

 前略プロフィールは楽天にとって、新しいユーザー層を獲得する大きな武器になった。主力サービスの楽天市場をはじめとして、これまで楽天の主要ユーザーは20代以上。「10代~20代前半は弱かった」(浅見氏)。しかし前略プロフィールによって若年層にもアプローチができるようになった。このため、前略プロフィールは楽天にとって戦略的にも重要なサービスとなりつつある。今後はサービス拡大に向け、機能強化を続けていくという。

 「2006年は急激にユーザーが増加したため、これに耐えられるようシステムの増強を繰り返してきた。サーバを数十台は増設している。2007年はユーザー視点に立ち、利便性が向上する機能の強化やインターフェースの見直し、より楽しくサービスを活用できるようなツールの提供などをしていく予定だ」(鈴木氏)

 ただしあまり機能を複雑化するつもりはないといい、サイト上で写真のデコレーションができるなど、よりユーザーが使いやすく、ユーザー間で盛り上がれるようなためのツールを提供していくという。「SNSっぽくなりすぎても良くない。手軽さと機能のバランスが大切」(浅見氏)

 運営のための収益源は広告だ。ユーザーのプロフィールページの上下にテキスト広告を掲載している。10代にリーチできる媒体として、広告主からは強い引き合いがあるという。「2006年末には、2007年3月までの広告枠が埋まったほどだ」(浅見氏)

 特にページ下部分に掲載している広告はいくつかのキーワードを並べたもので、このキーワードをクリックすると広告主のサイトに飛ぶ形だ。「この広告の効果が高く、クリック率は通常のテキスト広告の数倍にのぼる」(浅見氏)。現在は楽天が運営しているほかのサービスとの連携はほとんどないが、今後は楽天市場などへの誘導も検討しているといい、若年層向けに楽天のモバイルサービスの入り口として育てていく考えだ。

:2007:04/18/09:59  ++  YouTubeにまもなくフィルタリングシステムを導入

フィルタリングシステムは2006年にYouTubeで導入されるはずだった。システム導入が遅れたことは、映画やテレビ業界の幹部を驚愕させた。NBCやViacomは、ユーザーがYouTubeに映画やテレビ番組を無許可でアップロードしていることに対し、防御手段を講じることを怠っているとして、Googleに抗議している。GoogleはYouTubeを2006年10月に16億5000万ドルで買収している。

 

:2007:04/17/09:19  ++  2011年のネット広告費は7500億円を超える--電通総研が試算

電通総研は4月16日、2007年から2011年までのインターネット広告費の試算結果を発表した。それによると、2011年のインターネット広告費は全体で7558億円に成長する見込みだという。これは電通が発表した2006年度のインターネットの広告費(3630億円)の2.08倍に相当する。

 分野別の内訳は、バナー、ストリーミング、Eメールなどの固定ネット広告費が4009億円、検索連動型広告が2265億円、モバイル広告が1284億円。成長金額は固定ネット広告、成長率はモバイル広告などが高いが、シェアの伸びは検索連動型広告が最大となる。

 固定ネット広告費は、ブロードバンドの普及に伴う動画コンテンツ視聴の一般化や、広告主によるネットマーケティング予算の増加に加え、ターゲティング広告や視認効果指標の開発といった取り組みによる広告単価の向上も成長に貢献するとみられる。2011年の試算額4009億円は、2006年(2310億円)の1.7倍の規模だ。

 2011年のモバイル広告費の試算額1284億円は、2006年(390億円)の3.3倍。その内訳は携帯電話向けサイト向けの固定広告が789億円、モバイル検索連動型広告が494億円となる。成長の要因としては、パケット定額制契約が一般ユーザーに広がるにつれて、モバイル広告の閲覧機会が増えることが考えられる。また、2006年に各キャリアが大手検索エンジンを採用したことで、今後はモバイル検索連動型広告の伸びも予想されるという。

 検索連動型広告には、検索ワードに応じて広告を表示するリスティング広告に加えて、サイトの内容と連動するコンテンツマッチ広告も含む。なかでもコンテンツマッチ広告は2007年に複数企業によるサービス展開が見込まれ、成功事例も多く登場すると電通総研は見ている。また広告主の予算拡大に加え、地域単位での広告予算の獲得も活発化していく見込み。検索連動型広告がインターネット広告費全体に占めるシェアは、2011年には30%程度に上昇するという。

 電通総研は、2007年から5年間のインターネット広告費の平均年間成長率を15.8%、平均成長金額を786億円と試算する。ただ、2007年こそ成長率24.9%(金額にして904億円)4534億円を見込むが、2008年以降は次第に落ち着き、2011年には9.6%程度になるという。

:2007:04/16/11:29  ++  グーグル、ダブルクリックを現金31億ドルで買収へ

Googleとオンライン広告企業DoubleClickは米国時間4月13日、GoogleがDoubleClickを現金31億ドルで買収することに合意したと発表した。

 買収によりGoogleは、広告主やウェブパブリッシャー向けの大規模な広告販売/配信ネットワークを手に入れ、Yahooに遅れをとっていたバナー広告ビジネスを強化することが可能になる。

 Googleの最高経営責任者(CEO)Eric Schmidt氏はレポーターやアナリスト向けの電話会議で「本買収の最大のメリットは、ディスプレイ広告ビジネスを加速できることだ」と述べた。同氏は、「Googleがセールス&サポートオフィスの開設を進めているアルゼンチン」から、電話会議に出席した。

 買収は2007年内に完了する予定。Schmidt氏は、メディアエージェンシーや広告主が、単一のコンソールから、検索広告やディスプレイ広告のキャンペーンを一元管理することができるようになると述べた。「システム全体がより迅速に動くようになる。ユーザーにターゲット広告のメリットをより多く提供できる」と同氏は述べる。

 Googleは、2005年に11億ドルでDoubleClickを買収したプライベートエクイティ投資会社Hellman & FriedmanとJMI Equity and ManagementからDoubleClickを取得する。Googleのコーポレートマネジメントを担当するDavid Drummond氏は、規制当局の承認プロセスを経る必要があると述べ、規制当局からの承認を得られることに自信を示した。

 Wall Street Journalはここのところ、DoubleClickの買収をめぐり、GoogleとMicrosoft、Yahoo、AOLの攻防が続いていると報道していた。Microsoftの広報担当からコメントは得られなかった。

:2007:04/16/11:00  ++  賃上げ率1.72%に上昇、一時金は2.7%、国際競争にらむ――本社1次集計。

日本経済新聞社が十四日まとめた二〇〇七年の賃金動向調査(一次集計、四月三日現在)によると、主要企業の賃上げ率(月例給与の上昇率)は前年より〇・〇五ポイント高い一・七二%となった。三年連続で前の年を上回ったが、国際競争の激化をにらみ伸びは小幅にとどまっている。一方、業績拡大を反映し年間一時金は同〇・六九ポイント増の二・七〇%と高い伸び。優秀な人材を確保しようと初任給を引き上げる動きも広がってきた。(関連記事5面、企業ランキングなどを16日付日経産業新聞に)
 一次集計の回答企業数は三百八十三社。賃上げで有効回答を得た二百十四社の基準内賃金は三十万二千百二十四円(平均年齢三十七・七歳)で、賃上げ額は五千二百二十六円だった。
 賃上げ率の伸びで比較すると、今年の〇・〇五ポイントは前年(〇・一〇ポイント)の半分。上場企業は〇六年度に四期連続の経常最高益になったもようで、業績拡大のペースに比べると伸びは小さい。製造業の賃上げ率一・八一%は前年より〇・〇四ポイント高いが、前年の伸びの三分の一の水準だ。
 船舶受注の好調な川崎重工業、三井造船がともに〇・三四ポイント伸びるなど一部に伸びの大きい業種もあったが、海外メーカーと激しく競合するトヨタ自動車の賃上げ額が前年同額になった自動車の伸びは〇・〇二ポイントにとどまった。同じく厳しい国際競争にさらされる電機の賃上げ率は前年を割り込んだ。
 非製造業の賃上げ率は〇・〇九ポイント上昇の一・五二%。七年ぶりにベースアップを実施した写真チェーン最大手のキタムラは「若手社員の士気向上が狙い」という。
 賃上げ率の伸びを抑制する傾向は〇八年以降も続く可能性が高い。調査では労働分配率(企業の付加価値のうち労働者に回った割合)の引き上げを検討課題とする企業は二〇・二%にとどまる。
 賃上げを実施しても高所得の団塊の世代が大量に退職するため、「〇七年に企業が支払う賃金総額は前年比〇・八%減少する」(第一生命経済研究所の永浜利広・主任エコノミスト)との見方がある。企業は資金を設備投資や株主還元に優先的に使う傾向を強めている。
 年間一時金は高い伸びを示した。主要百二十三社の平均支給額は百七十六万九千六百九十二円と、前年より四万六千六百三十一円多い。好業績には一時金で報いる姿勢が鮮明になった。支給額首位のトヨタは前年比八・八六%増の二百五十八万円。ホンダや住友金属鉱山も上位に入った。
 大卒初任給の引き上げも相次いでいる。松下電器産業、東芝など電機大手は今春、そろって月額千五百円上げた。

:2007:04/06/11:28  ++  沖電気、LED使いディスプレー、厚さ0.2ミリ液晶並み画質、テレビへ応用目指す。

沖電気工業は発光ダイオード(LED)を使って高精細な薄型ディスプレーを作るための基盤技術を開発した。プラスチック基板の上にLEDや制御回路を直接作り込むことで、画質が液晶並みで厚さが〇・二ミリの小型ディスプレーを作ることに成功した。家庭で使える薄型テレビやプロジェクター光源に応用が可能とみており、表示装置メーカーとの共同開発を目指す。
 LEDはそれ自体が光を放ち、画面が明るくくっきり見えるのが利点。すでにLEDを多数並べて作った縦横数メートルの大型ディスプレーが電光掲示板やコンサート会場で使われている。ただ、ディスプレーを薄くするのは難しかった。
 沖電気はプラスチック基板の上にLEDを作り込む技術を開発。化合物半導体を張り付けた後、露光やエッチングでLEDや電極を形成する。
 新技術を使って縦横二十四画素の赤色LEDディスプレーを試作した。大きさは縦横一・四センチ。厚さは〇・二ミリで、これまで報告されている世界で最も薄い液晶ディスプレーに比べ約四分の一。画素の大きさは液晶と同等だった。
 すでに同社は、幅二百十六ミリに微小なLEDを約一万個並べる技術を持っており、プリンターヘッドに応用。この技術も活用して微小LEDを同様に並べたディスプレーを開発できれば、高精細な薄型テレビや小型のプロジェクターを実現できるとみている。
 今後はディスプレーのフルカラー化や微細化に取り組む。沖電気は表示装置事業を持っていないため、表示装置メーカーとの提携を模索、事業化を目指す。
 ▼発光ダイオード(LED) 電気を流すと自ら発光する半導体素子。消費電力が小さく寿命が長いのが特徴。電子機器の動作表示灯のほか、信号機やコンサート会場の大型ディスプレー、自動車のブレーキランプなどに使われている。電球や蛍光灯に置き換わる光源としても期待されている。
 形状はランプ型やチップ型が一般的だが、基板の上に多数並べることができれば薄型ディスプレーになる。自ら発光するため液晶のようにバックライトが必要ない。有機ELと並び、次世代ディスプレーになる可能性がある。
【図・写真】プラスチック基板にLEDを並べた試作ディスプレー(中央の「沖」の部分)

:2007:04/05/14:51  ++  上昇が民事再生法適用を申請

負債総額51億6000万円。カメレオンクラブ、ぼっくり屋経営
2月期決算の売上高は142億。最終赤字となり、借入金の返済メドが立たずに、
民事再生法を申し建てた。

:2007:04/05/09:59  ++  世界のネット広告支出、2008年にラジオを上回るとの予測

最新の報告によると、インターネット広告に対する世界の支出は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオへの支出にまだ追いついていないものの、2008年にはラジオの広告支出を上回るという。

 ロンドンを拠点とするメディアサービス企業ZenithOptimediaが3月に発表した資料(PDFファイル)によると、2006年に244億ドルだったインターネット広告支出は2009年には429億ドルに達し、この間の伸び率は従来のメディアに比べて6倍近くになると見込まれている。広告市場全体におけるインターネット広告のシェアは5.8%から8.7%に拡大するという。

 インターネット広告支出は2007年に28.2%増加するのに対し、他の媒体への広告支出は3.7%の伸びに留まると予測されている。

 インターネット以外で、2009年末までに広告市場全体よりも急速に成長すると見込まれているのは、映画と屋外広告だけだ。地域別に見ると、成長力が高い広告市場は中東、中欧、東欧となっており、北米の市場は最も成長力が低いという。

:2007:04/04/10:48  ++  成果報酬型広告、消費者金融など出稿抑制、各社、業績急ブレーキ。

アフィリエイト広告は商品情報などの広告をサイトに載せ、利用者が広告をクリックし商品販売などに結びついた場合だけに、広告料金が発生する。仲介会社は広告掲載先のサイトと広告主を結びつけ、発生した広告料金の一部を手数料として受け取ってきた。
 ネット通販の普及により広告主の利用も増え、市場は二〇〇五年度で三百億円超と、〇二年度に比べ九倍近くに急成長。〇六年度も拡大を続けたものの、消費者金融会社からの広告出稿の抑制などで、市場の伸びは昨年後半以降、失速しつつある。
 上場している仲介会社の業績も曲がり角に立つ。アドウェイズは〇七年三月期に経常減益に転じ、バリューコマースの今期経常利益も微増にとどまるなど、市場にも各社の業績に急ブレーキがかかった印象を与えた。株価も軒並み低迷している。

:2007:04/04/10:46  ++  成果報酬型広告、仲介各社、自社サイト発信、ブログ普及、成長一服、新たな収益源に。

インターネットでアフィリエイト(成果報酬型)広告を仲介する各社が、ネット上に自前の広告掲載サイトを相次いで開設する。ブログ(日記風の簡易型ホームページ)の普及などを追い風としてきた市場の成長が足元では一服。外部のサイトに広告の配信を仲介するだけでは、成長を持続するのが難しくなった。自前のサイトに広く消費者を集め広告収入を稼ぐ事業モデルの構築を急ぐ。
 中堅の仲介会社、インタースペースは四月中に出産や育児に関する携帯電話向けサイト「えぶりば」を開設する。個人の利用者に育児の体験談などを投稿してもらい、他の利用者がテーマ別に閲覧して情報を入手する仕組み。子どもの成長に伴い不要になる品物の売り買いもできる。
 会員登録すれば誰でも無料で利用が可能だ。インタースペースの収益源となるのは、トップ画面などに掲載する広告。出産、育児という特定テーマに関心のある消費者だけが集まり、対象を絞り込んだ広告を打ちやすい点を企業に訴える。二年間で十万人の会員獲得を目指し、同サイトから得る広告収入を新たな収益源に育てる。
 ファンコミュニケーションズは三月末にブログの開設請負サービスを始めた。同社に登録する約四十二万件(三月現在)のサイトの開設者を対象に、手軽にブログを開設できる機能を提供。その上でブログを集めたポータル(玄関)サイトを広告媒体として活用する。携帯電話向けサイトと合わせ、自社サイトでの広告収入を前期の約二倍の二億円近くに増やす。
 アドウェイズは今夏、中国で携帯電話向けサイトを開設する計画だ。二日に上海の現地法人がサイト開設に向け営業を開始。占いやクイズ、掲示板などを提供し広告媒体に育てる。日本でも携帯向けにゲームサイトを開設しているが、競争が厳しく利用が広がっていない。中国市場の開拓を急ぎ、仲介の伸び悩みを補う収益源とする考えだ。

:2007:04/04/10:42  ++  イオン・ローソン、電子マネー提携へ、「コンビニ」陣営作り、セブン&アイと競争鮮明

イオンは三日、独自電子マネーの詳細を発表し、グループ外のローソンとも提携交渉に入ったことを表明した。セブン&アイ・ホールディングスも先週、今月下旬から「セブンイレブン」で独自電子マネーサービスを始めると発表、流通業界の二強が同分野でも競う構図が鮮明になった。少額決済主体のコンビニエンスストアは電子マネー普及の主戦場とされる。イオンは、最大手のセブンイレブンに対抗するためコンビニで陣営作りに動き出した。
 イオンの電子マネー「WAON(ワオン)」は、グループ内の総合スーパー「ジャスコ」を手始めにコンビニ「ミニストップ」でも使えるようにする。セブン&アイは五月下旬までに、全国のセブンイレブン一万千七百店で電子マネー「nanaco(ナナコ)」の利用を可能にする。
 プリペイド形式の電子マネーは、安全上の理由からカードにためておける上限額を数万円に設定しており、買い上げ単価の低いコンビニ決済に向くとされる。先行したソニー系のビットワレットの「Edy(エディ)」や東日本旅客鉄道の「Suica(スイカ)」もコンビニを開拓。エディはサークルKサンクスの全六千三百店、ampmの千三百店で利用が可能。スイカもファミリーマートの東日本地区の千店で使える体制にした。
 参入するイオンは傘下のコンビニ、ミニストップの店舗数が千八百店にとどまる。一気に一万店以上で展開するセブンに後れを取るおそれがあった。一方、コンビニ二位のローソンは巨額のシステム投資が必要な電子マネーを自社開発する計画はない。しかしライバルであるセブン&アイが発行する「nanaco(ナナコ)」の導入は「競争戦略上、難しい」(ローソン)。
 主戦場のコンビニでローソンの八千五百店の店舗網を取り込みたいイオンと、競合するセブン&アイに後れをとることができないローソンの思惑は一致しており、両社の提携は実現する可能性が高い。
 イオンは三日の発表で「(ローソン以外の)複数の会社とも提携交渉を進めている」ことを示した。すでにampm、スリーエフとはミニストップを通じ共同の商品開発に乗り出している。今後こうした企業に独自電子マネーの利用を働きかけていく可能性がある。

:2007:04/04/10:39  ++  慰安婦問題、河野談話の継承伝達―首相、米大統領と電話協議。

安倍晋三首相は三日夜、ブッシュ米大統領に電話をかけて約二十分間協議した。首相は従軍慰安婦問題への対応に米国内で批判が高まっていることを踏まえ、おわびと反省の気持ちを記した一九九三年の河野洋平官房長官談話を継承していく考えを伝えた。
 大統領は「率直な説明に感謝する。自分は首相を信じているし、日本国民の元慰安婦の方々に対する同情の気持ちを信じている。今の日本は第二次世界大戦中の日本ではない」と理解を示した。
 首相は協議の最後に慰安婦問題に触れ「自分の真意や発言が正しく報道されていない」と強調。「これまでの政府の立場を踏襲し、辛酸をなめられた元慰安婦の方々に心から同情し、極めて苦しい状況におかれたことにおわびを表明している」と語った。二十六日の初訪米を控え、早期の沈静化を狙ったとみられる。
 首相はイラク復興支援特別措置法を二年延長する考えを伝え、大統領は謝意を示した。
 両首脳は「北朝鮮が六カ国協議の合意通り非核化に向けたステップを踏むことが重要」との認識でも一致した。

:2007:04/04/10:34  ++  グーグル、テレビ広告ビジネスに参入--

Googleは米国時間4月2日、EchoStar Satelliteと提携して、DISH Networkが米国で展開する125の衛星放送ネットワーク用に広告を販売すると発表した。これにより、Googleが、年間売上106億ドルを稼ぎ出すオンライン広告ビジネスを擁して、いかにテレビ広告ビジネスを征服しようとしているのかの一端が示されたことになる。

:2007:04/03/10:39  ++  年金開始、欧米引き上げ

欧米各国が公的年金の受給開始年齢の引き上げに一斉に動き始めた。ドイツは六十五歳から六十七歳に、フランスも二歳弱引き上げる。ベルギーなどは女性の受給年齢を遅らせる。米国でも再引き上げの議論が出てきた。各国とも年金財政の破綻阻止が目的だが、受給開始までの生活費確保には雇用延長などの対策も必要。欧米の動きは、厚生年金の受給開始を六十五歳に引き上げつつある日本の年金制度改革の議論に影響を与える可能性がある。(年金受給年齢は3面「きょうのことば」参照)=関連記事6面に
 ドイツは年金制度改革法が連邦参議院で三月三十日に成立。二〇一二年から毎年一―二カ月受給開始年齢を遅らせ、二〇二九年に六十七歳の受給開始にする。
 フランスは年金を満額受給できる年齢を一歳九カ月引き上げる。現在は四十年間の保険料支払いで年金を満額受給できるが、段階的に四十一年九カ月間に延長する。
 男性六十五歳、女性六十歳が受給開始の英国では、二〇二〇年までに女性を男性並みの六十五歳にする。ベルギーやオーストリアも女性の受給開始を現行の六十二歳から六十五歳にする。
 米国はレーガン政権時代の一九八三年に受給開始年齢の六十七歳への引き上げを決めており、欧州に先行した。今は原則六十五歳だが、二〇二七年から六十七歳になる。ただ、これも議会でさらに引き上げるべきだ、という議論が起きている。
 日本では八五年の年金改革で厚生年金の受給年齢を六十歳から六十五歳に改めることが確定。ただ、経過措置として六十―六十四歳は特別受給という形で従来制度を維持していた。〇一年度以降、特別受給を縮小しており、二〇二五年度から完全に六十五歳受給開始となる。
 欧米各国がここにきて一斉に年金改革に動いているのは、グローバリゼーションの進展で勤労者の国際移動が活発化、受給開始年齢など年金の内容を近い水準に合わせる必要があるからだ。とりわけ欧州連合(EU)内ではその必要性が高まっている。
 各国とも年金財政は危機的状況にあり、仏は保険料の拠出期間延長などで年間百億ユーロ(約一兆五千億円)超の赤字となっている社会保障全体の収支の改善を図る。
 ただ、受給年齢を遅らせる分だけ、高齢者の雇用確保が不可欠になる。高齢者雇用の拡大は、若年層の就労機会を奪う恐れもあり、雇用の全体的な調整も課題となりそうだ。

:2007:03/30/11:37  ++  日本の世界ITランキングは14位

世界経済に関する非営利団体の世界経済フォーラム(World Economic Forum:WEF)は、2006年度版「世界IT報告」を発表。国別・地域別のIT競争力ランキングが公表された。

 今回の調査で、日本のランクは14位。前年16位からわずかに順位を上げたものの、IT先進国を自認する国民意識とはかけ離れた評価が示された。

 一方、今回トップに立ったのは、デンマーク。政府の情報通信政策の明確なビジョンや通信規制の早期自由化、ITの浸透度、活用度において、とりわけ高い評価を獲得し、前年3位から首位に躍り出た。

 そのほか、2位にスウェーデン(前年8位)、4位フィンランド(同5位)、10位ノルウェー(同13位)と、北欧勢の健闘が目立った。

 また、前年1位の米国は7位に後退。技術革新や、教育制度、産業支援、市場環境については、依然トップレベルの水準を維持しながらも、IT関連の政治環境や規制において評価を下げたのが、首位転落の主な要因となった。

 同報告書は、世界122カ国・地域を対象に、情報通信技術(ICT)に関する(1)インフラ整備や規制などの環境、(2)個人・民間・政府の取り組み、(3)活用度――の各分野にわたり計67の指標をもとに、IT対応状況を総合的に評価している。

:2007:03/28/08:49  ++  松下、3万人に在宅勤務、ホワイトカラー、希望者、週1、2回。

松下電器産業は四月一日から、国内最大規模となる約三万人を対象に在宅勤務制度を導入する。システム技術者だけでなく営業、企画、人事などホワイトカラーのほぼ全社員が利用できるようになる。育児や介護などで通常勤務が難しい社員にも仕事を継続できる環境を提供し、少子高齢化に対応した人材確保策の目玉とする。松下が多様な働き方を認める方向に大きく踏み出すことで、労働時間規制など従来の雇用ルールの見直しを求める声が産業界で一段と高まる可能性がある。(関連記事13面に)
 松下本体と携帯電話機製造などの全額出資子会社二十三社の従業員計七万六千人のうち、工場の現場作業者や保安担当者、秘書などを除くほぼすべてのホワイトカラーを対象にする。希望する社員から申請を受け付け、普段の勤務態度に問題がなければ原則受理する。対象者全員の利用を目指すという。
 平均で週に一日か二日程度の在宅勤務を認める。パソコンやテレビ会議用のカメラなどは会社が貸与する。高速インターネット回線を通じてオフィスにいる社員と連絡をとりながら業務を進める。始業・終業時にメールか電話で上司に連絡し自宅で仕事をした時間が労働時間とみなされる。
 昨年四月、社員千人を対象に在宅勤務の試験をした結果、通勤の手間が省け、自分の裁量で労働時間を決められるなど好評だった。仕事の効率やチームワークに悪影響はなかったという。
 国内での在宅勤務は日本IBMが〇一年に全社員(現在約一万八千人)を対象に導入したのが先駆け。システム開発などの業務が在宅勤務になじみやすく、部門によっては三割程度の社員が週一、二回利用している。IT(情報技術)大手以外ではトヨタ自動車なども導入しているが、対象が限定され利用者は少なかった。松下は高速ネット接続などITインフラの普及に伴い、ほかの社員との密接な連携が必要な業務でも在宅勤務が可能になったと判断、ホワイトカラーのほぼ全員に対象を拡大する。
 松下は能力・実績主義の導入に早くから取り組み、今春の労使交渉では千円の賃上げ分全額を子供のいる社員への手当に配分するなど、人事制度改革や労働環境の改善で先行してきた。今回の国内最大の在宅勤務導入で同様の動きが業種を問わずに波及しそうだ。
 厚生労働省は米国などで採用されている労働時間規制の適用除外(ホワイトカラー・エグゼンプション)の導入を検討したが、今国会への法案提出は見送られた。松下の在宅勤務は労働時間による管理を実施するが、場所にとらわれない働き方が普及すれば労働時間より成果で社員を評価する動きが広がりそうだ。 



SCSも検討する===>事務所2Fを返還か?一部プロジェクトでやってみる。安野に考えさせる。
1年後メド・・・中経にもうたう。3Fだけでいいか?営業、総務は綺麗なオフィス、開発は現2FOR3Fのみ
この中に、総務、営業、システムが同居、システムは1人のスペースをひろく、固定はしない。
現社長室を来客用応接室、

:2007:03/27/14:50  ++  フジ、ライブドアを提訴 345億円と遅延金を請求

フジテレビジョンは26日、ライブドアの証券取引法違反事件で、保有していた同社株が下落する損害を受けたとして、ライブドアに損失分約345億円と遅延損害金の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こした、と発表した。

 ライブドアをめぐっては、損害賠償を求める個人株主らや信託銀行が同社などを既に提訴。一方、ライブドアも前社長の堀江貴文被告ら旧経営陣に対する損害賠償請求を検討中で、同社をめぐる訴訟が相次いでいる。

 フジがライブドアに求めている遅延損害金を一般的な年5%で計算すると賠償額の総額は現時点で約380億円程度。判決時にはさらに膨らむ可能性もある。

 発表によると、フジは2005年5月にライブドア株を約440億円で取得し、事件後の06年3月、USENの宇野康秀社長に約95億円で売却。その差額分の約345億円について、フジは、粉飾された業績を前提に増資を引き受けたため、ライブドアに証取法に基づく賠償責任があると主張している。

:2007:03/26/10:48  ++  「能登半島地震」と命名

「空白域」襲った直下型、未確認断層存在か・能登沖地震

 25日の能登半島沖地震は、これまで震度6クラスの大地震に襲われたことのない地域で起こった。震源は海底だが、内陸で発生しやすい典型的な直下型の地震。地震活動が活発でないと政府が予測していた地域だけに、専門家からは未確認の断層の存在も指摘され、陸上中心の調査方法の見直しを求める声もあがっている。

 日本列島は、太平洋側海底の日本海溝に東側から潜り込む太平洋プレート、南海トラフに南東側から潜り込むフィリピン海プレート、南側から本州に衝突中の伊豆半島のそれぞれから、常に一定の力を受けている。全国各地の内陸部にある断層は、この力を受け、長い年月をかけて、歪(ひず)みを蓄えていく。この歪みに耐えきれず断層の一部が壊れるのが、直下型地震が発生するメカニズムだ。

 気象庁の解析によると、今回の地震を起こした断層には、北西―南東方向に力が掛かっていた。「能登半島で過去に記録されている北西―南東に圧力軸を持つ地震と同じメカニズム」(大竹政和・東北大名誉教授)という。(08:03)

:2007:03/23/10:45  ++   終焉土地デフレ(上)「清算」超え経済に活力。

全国の平均地価が十六年ぶりに前年を上回った。銀行・企業が負の遺産処理にメドをつけた一方、東京などは都市再開発で土地の収益性が向上。グローバル化の加速に伴う海外マネーの流入と相まって、底なしの土地デフレは終焉(しゅうえん)を迎えた。マクロで見ると日本経済は資産デフレの足かせから解き放たれようとしている。
収益高める政策
 「東京の山手線南部地域はマンハッタンに」。ゴールドマン・サックス証券は今年はじめ、こんなリポートをまとめた。丸の内、渋谷などで再開発が続き、十年後には高層ビルが並ぶ高機能都市になるという。
 二〇〇六年に山手線内の南部地域に流れ込んだ不動産マネーは二兆円を上回る。商業地の上昇率は渋谷区の二九・三%を筆頭に、港、中央の両区も二〇%を超えた。もともと地価が高いこの地域の大幅上昇が、全国の平均地価を押し上げた。
 土地デフレ終息をもたらしたのは所有より利用に軸足をおいた土地の評価尺度だ。所有が前提のバブル期までは土地の値上がり益を狙う投資が中心だった。それが行き詰まってバブルが崩壊。不良債権を抱えこんだ銀行が担保不動産の清算に動いた。これと並行し賃料収入など利用価値に着目した収益性が地価の基準としてほぼ定着。利回りを狙う新しい投資環境が出来上がった。
 小泉純一郎前首相が進めた規制緩和も見逃せない。敷地面積に対する延べ床面積を示す容積率の上限を三割あげ、土地の収益性を高めた。政府はこの規制緩和を生かせる認定申請の期限を今三月末からさらに五年延ばす考えで、規制緩和で収益性の高まる土地が一段と広がる。
 もうひとつ大きいのは企業の復活だ。収益回復に支えられ過剰債務を脱した企業は、社屋建て替えや拠点拡充に動いている。都心のオフィス需要が高まり、空室率が低下。東京の平均賃料は昨年から上がり始めた。これは不動産の利用という面からは実需に基づく収益性向上を意味するので、地価を押し上げる。
 土地デフレから脱した不動産市場の風景は一九八〇年代のバブル期までとずいぶん変わった。
 評価のものさしが収益性に変わったことで、不動産は債券や株式と同じグローバルな金融商品になり海外マネーの流入が進んだ。豪州では近く日本に投資する四本目の不動産投資信託(REIT)が上場する。
 それに伴い価格は国際比較で決まるようになった。例えば東京・銀座の一等地は三〇%も上がった。それでもニューヨークの五番街より割安との見方もあり地価の上昇圧力がなお衰えない。
 一方で、収益が見込めずREITが投資していない県はなお十一あり、秋田などでは商業地が八%下がっている。収益性という尺度が不動産の勝ち組と負け組をあぶり出している。
 資産デフレを脱した影響は日本経済全般にわたる。銀行や企業は地価下落の重しがとれ融資や新事業などのリスクを取りやすくなる。保有不動産に含み益が生じれば消費者心理の改善につながるだろう。
一部には過熱感
 一部には過熱感もある。福岡の博多駅前で商業地が四〇%上がり、地価上昇が収益性を上回っているとの指摘も出ている。金融庁の銀行監督などを通じた警戒は怠れないが、九〇年代初めに融資の総量規制と大幅利上げで地価の急激な下落を招いた苦い経験もある。
 いま日本の土地資産の総額は千二百兆円程度で、ピークの半分以下。全国の商業地の地価は七〇年代後半とほぼ同水準で、資産デフレを脱したといってもまだ病み上がり。細心かつ慎重な経済政策運営が必要だ。

デル、「直販専業」見直し―会長会見、国別に独自商品も。
米デルのマイケル・デル会長兼最高経営責任者(CEO、写真)は二十二日、日本経済新聞記者に販売代理店などを経由した販売を検討していることを明らかにした。「デル・モデル」と呼ばれる、インターネットなどを活用した顧客への直接販売という独自の事業モデルで急成長してきたが、今後は「事業拡大のためにあらゆる販売形態をとる」という。
 今年一月にCEO復帰したデル会長は「事業拡大には顧客と接触できる場をできるだけ広げることが必要だ」と強調。直営店の拡充や、米HPが得意とする代理店を通じた間接販売を進める方針を示した。
 また、「各国ごとに独自製品を開発するなど、顧客ニーズを迅速に製品化していく」と製品戦略も変える方針を言明。例えば日本では「パソコンでテレビ視聴を求める消費者が多い」として、今秋にも大画面テレビ付きパソコンを販売する計画だという。
 日本や欧米のほか、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)など新興国市場でも販売を強化する。製品群や販売地域の拡大を踏まえ、「技術力やブランド力のある企業を手に入れるため、今後はM&A(企業の合併・買収)も積極的に手掛ける」と語った。 


HDD再編、古川社長に聞く―「日立時間変える」、改革迅速に。
日立製作所が二十二日、メキシコの主要部品工場の閉鎖などハードディスク駆動装置(HDD)事業の製造拠点再編策を発表した。十三日にはモーター製造子会社の日本サーボを日本電産に売却することも発表。同業他社に比べ改革の動きが遅いと指摘されてきた日立は変わり始めたのか。古川一夫社長に聞いた。
 ――日本サーボは日立が初めて上場子会社を手放す例となった。
 「日立は大型モーターに軸足を移しており、日本サーボに技術や人材などの支援をできなくなった。子会社としてグループ内に縛り付けておくことは日本サーボにとっても意味がない。専業である日電産の下で経営を立て直すことの方が得策だ」
 「日本サーボ売却を一言で言えば『企業DNAの一部を売却します』だ。昔からモートル(モーター)の日立といわれるほど、モーターは日立にとって思い入れがある創業当初からの重要事業のひとつだった」
 ――HDD事業の合理化も決めたが、経営改革では同業他社に比べ周回遅れの印象も強い。
 「経営にスピード感が不可欠だとは当然認識している。工期が十、二十年という発電所などが主力事業だったこともあり、変化に対応する時間は長くなりがちだった。“日立時間”を変えることも社長の仕事だ」
 ――課題事業の改革は進んでいるのか。
 「二〇〇七年三月期の液晶ディスプレーの黒字化達成は確実になっている。HDDについては、最善最適な人材を投入するなど総力をあげて利益を生み出す体制を構築するつもりだ」

:2007:03/16/10:54  ++  転職者数、過去最高の346万人――06年、総務省調べ

2006年に転職した人は前年比6万人増え、346万人(前年比1.8%増)と、調査を始めた02年以降最も多かったことが総務省の調べで分かった。女性の転職が前年に比べ2.9%増え、転職者数を押し上げた。単純比較は難しいが以前の統計と比べても06年の転職者数は最多になる。景気回復で雇用環境が改善し、企業が積極的に即戦力となる人材を増やしていることを反映した。
 転職者数の増加は2年連続。02年に327万人いた転職者は、04年に323万人にまで減っていた。02年6月には5.5%まで悪化した完全失業率は06年11月に4.0%まで下降するなど雇用情勢は改善していることを反映した。
 単純比較はできないがバブル期の1990年の転職者数は209万人。06年の転職者数はこれを大きく上回る。
 中でも女性の転職者が増えている。06年の転職者数のうち女性は前年比5万人増の180万人。2年連続で増え、全体の約52%を占める。
 年齢別では25―34歳の女性の転職者数が57万人と最も多い。野村証券の木内登英シニアエコノミストは「子育てが一段落するなどして非正社員として働いていた女性層を、企業が正社員採用する動きが背景にある」と分析する。
 例えばりそな銀行を抱えるりそなグループやカゴメなどが出産や育児を理由に退職した元社員を正社員として再雇用する人事制度を始めた。「女性は結婚前に社会人経験を持つ人が多く即戦力となる」(金融関連企業)のが大きな理由だ。
 男性の転職者数は06年は前年比1万人増の166万人。3年連続の増加だが03年と比べ5万人の増加にとどまっている。年齢別では25―34歳が54万人、15―24歳が37万人など若者層の転職が目立つ。
 転職して収入が減る人もわずかながら減ってきた。総務省の調べでは06年「前の仕事より収入が減った」と答えた人は前年を0.8ポイント下回る37.3%。人材不足に悩む企業が賃金水準を上げていること、非正社員から正社員への転職が増えてきたことなどが要因。一方で「前の仕事より収入が増えた」のは33.8%と前年比ほぼ横ばいで、06年調査では目立った増加はまだない。
 インターネットの転職情報サイト「リクナビNEXT」の黒田真行編集長は「雇用情勢回復が続けば今後、女性と若者を中心に転職市場の拡大は続く」とみている。
 総務省は転職者として「過去1年以内に離職し、新たに仕事を始めた人」を集計した。