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:2008:10/29/10:31 ++ 「迷わずミクシィに声かけた」日本郵便--新しい年賀の形を目指す
ユーザー数1500万人を超える国内最大のSNSと組んだ日本郵便の狙いはどこにあるのだろうか。郵便事業本部 切手・葉書部 商品企画担当 係長の西村哲氏に聞いた。
--今回の取り組みの背景にあるのは、年賀状の現状に対する危惧ですか?
そうですね。いまのトレンドは年賀状離れで、「アケオメ」「コトヨロ」みたいなメール文化が浸透しています。我々も今まで、どちらかというとウェブの発展をちょっと敵対視するようなところが正直ありました。
でも、これからはそうではなくて、いかに我々のアナログな立ち位置の会社と、ウェブの世界の会社が手を結び、年賀を中心とした新しい形をどうやって作っていくかという段階です。
昨年からは携帯年賀などさまざまな取り組みを始めさせていただき、今年は我々からミクシィさんにお声をかけさせていただきました。これはある意味、年賀のいいとっかかりだと思うんですけど、手紙の文化が新しいよりカジュアルな形を作っていければと思っています。
--ミクシィを選んだ理由は?
![mixi年賀状](http://japan.cnet.com/story_media/20382688/081028_mixi6.jpg)
私もmixiのいち利用者という立場でもあります。ウェブの世界でCtoCのコミュニケーションのやり取りがすでにあり、それはリアルでの手紙のやり取りとかなり似ているところがありますので、そこはやはりミクシィさんと組むのが一番スムーズに行くんじゃないかというところでお声かけさせていただきました。
我々も取り組むからにはインパクトが当然重要だと思っていますので、それはもう迷わずミクシィさんにお声かけさせていただいたというところですね。
ウェブの世界とリアルの世界を1つにまとめるという形で、今後もいろいろなウェブの企業さんと連携していきたい。
--今回の事業で目標としている年賀状の枚数は?
このサービスによって具体的に年賀状が何枚差し出されたか、という目標設定は我々はしていないんですよ。当然一枚でも多くご利用いただきたいのは正直な気持ちですけど、それ以上に、どれだけ世の中の話題になって、年賀状から離れている若い世代の方に「年賀状出してみようかな」という意識付けになるか、きっかけになるか。話題性のほうが我々には大きいですね。
--mixi内には1500万人のユーザーさんがいます。どれだけの年賀状が出されるでしょう。
これはどれだけmixiの中で盛り上がるかというところだと思いますので、正直私もわからないです。
昨年、我々の年賀状を最終的にご利用いただいたのは36億枚くらいです。一昨年まではだいたい年間で1億通ずつさがっていましたが、昨年はいろいろな取り組みをやらせていただいたおかげもありまして、下げ止まりました。
ここからいかに上に持っていくかというところで、ミクシィさんとの連携で効果が上がれば一番いいシナリオだと思います。我々は今後ももっと新しいことをやるべきだと思っています。
![mixi年賀状](http://japan.cnet.com/story_media/20382688/081028_mixi7.jpg)
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