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ひで坊な日々

主に私の仕事と信条に関わるメディアからの備忘録と私の日常生活から少し・・・                             
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:2011:05/12/13:59  ++  夏の電力、LNGで代替、電力・商社、500万トン確保――15%節電の前提整う。

原子力発電所の相次ぐ停止を受け、電力各社や商社は夏場に追加で必要となる液化天然ガス(LNG)500万トンの調達にめどをつけた。年間では1000万トンの追加が必要とされ、確保を急ぐ。三菱重工業など重工各社は中長期でガス火力発電の増加をにらみ、大型ガスタービンを増産する。原発の新設や再稼働が困難な中、安定調達が可能で石炭や石油に比べ二酸化炭素(CO2)排出量が少ないLNGを軸にエネルギーの代替が加速する。(液化天然ガスは3面「きょうのことば」参照)
=関連記事11面に
 東京電力福島第1原子力発電所など震災後の原発停止に伴うガス火力発電の増加で、今年度は東電、東北電力を中心に合計で620万~860万トン、中部電力は浜岡原発の停止で320万トンのLNGの追加調達が必要になる見通し。日本は年間7000万トンのLNGを購入する世界最大の輸入国だが、14%にあたる同1000万トンを追加調達する必要がある。
 電力需要がピークを迎える夏場、東電管内では企業などが15%節電を実施してもなお、5500万キロワットの電力が必要とされる。関係者によると、東電はこれまでに5500万キロワットを供給するのに必要な200万~300万トンのLNGを確保したもよう。
 東北電も100万トン規模のLNGを確保したとみられ、中部電はカタールのエネルギー相らから「(LNG供給で)最大限協力する」との言質を取り付けた。他の電力各社も含め全体では500万トンは確保したとみられる。
 夏場に万一、電力が不足した場合や次のピークである冬場に備え、年間ではさらに500万トンが必要。三菱商事はマレーシアやインドネシア、三井物産はロシア・サハリンやカタールなど出資参画するプロジェクトから追加調達に動き、不足分はナイジェリアやアラブ首長国連邦(UAE)などからのスポット取引で確保する。
 原発停止分をすべて火力発電で代替すると、今年度の電力各社の燃料コスト(石油とLNG合計)は最大1兆1500億円程度増える見込み。しかし、LNG火力の発電単価は石油より低く、安定調達が見込めることから、電力各社は原発の代替として、ガス火力発電の増設や稼働率の引き上げを急ぐ。これをにらみ重工各社はLNGを燃料に使う発電設備であるガスタービンを大幅に増産する。
 三菱重は高砂製作所(兵庫県高砂市)のガスタービン生産能力を今年度中に年間20台から36台に引き上げ、東電など国内向けを優先的に供給する。12年には米国のガスタービン組み立て工場が稼働。日米で年50台以上の生産体制を敷く。IHIは呉工場(広島県呉市)のガスタービン生産を年10台から20台へ引き上げる。約1年かかる納期も工程見直しで短くする。
 1基4000億円前後の建設費と7年前後の建設期間を要する原子力発電設備に比べ、ガスタービンは数十億から数百億円で新設でき建設期間も数カ月から1年と短い。

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