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:2007:09/21/12:10 ++ 携帯をIP化、全国一律料金が視野に。
「WiMAX」が第三世代携帯の規格に認められれば、今後携帯がIP化されるときの有力候補になる。さらに将来の第四世代携帯の主要技術に浮上する可能性も出てくる。
現在は次世代高速データ無線サービスの最有力技術として総務省が周波数割り当てを募集しており、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクがそれぞれ企業連合を組んで免許申請する構え。二〇〇八―〇九年とみられるサービス開始当初はインターネット中心で、音声電話は提供しないとみられる。
しかし正式に携帯電話の規格になれば、WiMAXを活用したIP携帯電話の提供も検討することになる。
IP化すると、固定電話に比べ割高とされる携帯電話料金が全国どこにかけても一律の料金になる見込み。携帯IP電話同士の場合は、かけ放題になる可能性も高い。現在の携帯の通話料金は一分当たり四十円程度だが、将来は三分八円台の固定IP電話並みも考えられる。
さらに、二〇一〇年以降に実用化される第四世代携帯電話の本命技術も混沌(こんとん)としてくる。ドコモは現行の携帯電話技術を発展させ、移動中でも毎秒百メガビットの通信速度を実現する技術を開発中。一方、WiMAXのベースとなる無線LANは世界で基本的にオープンな形で開発が進んでいる。部品などを共通化・標準化しやすく安価で高速なのが強みだ。
第四世代では既存の電話交換機はなくなる見通しなので、通信事業者の仕様に基づいた技術が本命として普及するとは限らない状況がある。
現在は次世代高速データ無線サービスの最有力技術として総務省が周波数割り当てを募集しており、NTTドコモやKDDI、ソフトバンクがそれぞれ企業連合を組んで免許申請する構え。二〇〇八―〇九年とみられるサービス開始当初はインターネット中心で、音声電話は提供しないとみられる。
しかし正式に携帯電話の規格になれば、WiMAXを活用したIP携帯電話の提供も検討することになる。
IP化すると、固定電話に比べ割高とされる携帯電話料金が全国どこにかけても一律の料金になる見込み。携帯IP電話同士の場合は、かけ放題になる可能性も高い。現在の携帯の通話料金は一分当たり四十円程度だが、将来は三分八円台の固定IP電話並みも考えられる。
さらに、二〇一〇年以降に実用化される第四世代携帯電話の本命技術も混沌(こんとん)としてくる。ドコモは現行の携帯電話技術を発展させ、移動中でも毎秒百メガビットの通信速度を実現する技術を開発中。一方、WiMAXのベースとなる無線LANは世界で基本的にオープンな形で開発が進んでいる。部品などを共通化・標準化しやすく安価で高速なのが強みだ。
第四世代では既存の電話交換機はなくなる見通しなので、通信事業者の仕様に基づいた技術が本命として普及するとは限らない状況がある。
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