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ひで坊な日々

主に私の仕事と信条に関わるメディアからの備忘録と私の日常生活から少し・・・                             
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:2011:01/24/10:51  ++  崖っぷち国会(上)菅政権、春に重大な岐路―滞る法案、打開見えず。

150日間の通常国会が24日、始まる。参院での「逆転国会」の状況は変わらず、憲法が衆院の優越を認める2011年度予算案以外に、成立のメドがついている法案は一つもない。前例なき国会を展望する。
 「国のお金は6月末か7月末には尽きる。計算上は公的サービスの停止も考えざるを得ない」。政府・与党でひそかに検討しているシミュレーションがある。予算関連の赤字国債発行法案が成立しない場合の影響分析だ。
 来年度予算は税収41兆円、赤字国債38兆円を財源に見込む。地方自治体には早い時期に渡さなければならないなど、お金の消化は年度前半に偏る。税収分は3~4カ月でなくなる、というのだ。
 民主党首脳は「国民生活に影響を与える責任を負えるのか」と野党に脅しをかける。
進まぬ野党対策
 1996年の住専国会では、国会内でピケをはって予算成立に抵抗した野党、新進党が失速した。米国では94年の中間選挙に勝利した共和党が予算執行に待ったをかけ、民主党のクリントン政権は連邦機関を閉鎖した。批判を浴びたのは野党、共和党だった。「だから野党は関連法案に賛成せざるを得なくなる」と民主党首脳は自信を示す。
 今回は状況が異なる。住専国会にあたった橋本龍太郎内閣の支持は底堅く、90年代の米国は景気が上向いていた。それに比べ今は野党だけに批判が集まる情勢にはない。
 野党がもっとも警戒するはずの衆院解散カードも、効果がない。前回衆院選で大きく議席を減らした野党第1党の自民党は「今なら勝てる」と解散を待ち望む。民主党が「関連法案に賛成するはずだ」と期待する公明党も「前回落とした議席を全部、取り戻せる」と踏む。折り合う気配はない。
 21日夜、首相は東京・赤坂のそば懐石料理店に参院幹部を招き「国会は参院に尽きる」と下座から呼びかけた。身内に低姿勢なのは、野党対策が進まない裏返しでもある。
国対も官僚頼み
 「法案をどう通すのか知恵が必要だ。官房長、審議官に頻繁においでいただき、与野党の情報をあげてほしい」。民主党の安住淳国会対策委員長や藤井裕久官房副長官、首相補佐官らは19日、国会内に各府省の官房長らを集めて協力を要請した。「脱官僚」を唱えた民主党が、国対まで役人に頼る。
 法案成立率は昨年の通常国会で55・4%、昨秋の臨時国会は37・8%にすぎない。「下働きはするが、責任を押しつけられても……」と、官僚たちは半身の構えを崩さない。
 民主党も、一枚岩とはいえない。小沢一郎元代表の国会招致問題を執行部は詰め切れず、党内主流の「脱小沢」派に失望が広がった。小沢氏を支持する議員との亀裂も深まるばかり。首相と枝野幸男官房長官、仙谷由人代表代行、岡田克也幹事長の「4人組」への不満は強まる。
 昨秋、首相が「熟議」の例にあげた金融国会で小渕恵三元首相は野党案を丸のみ、100%言い分を聞いた。小渕氏ほどではないにせよ、与野党伯仲時代は「野党の言い分を7割聞く」のが、国対の要諦だった。
 首相自ら「内閣以上に日本が崖っぷちにある」と認める状況なのに、与党は「野党は最後は関連法案に賛成する」と楽観し、野党は「菅内閣はもたないだろう」と自滅を期待する。
 政府内では「予算を執行する法案の不成立は、内閣不信任と同じだ」との見方が広がる。不信任は内閣総辞職か衆院解散を意味する。統一地方選後の4月末にも、菅政権は重大な岐路を迎える。
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