:2025:02/13/04:32 ++ [PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
:2008:07/16/09:38 ++ 日銀、景気「さらに減速」、物価「今年度1.8%上昇」、成長率は「1.2%」。
日銀は十五日の金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めるとともに、景気の現状判断を三カ月ぶりに下方修正した。白川方明総裁は記者会見で国内景気について「原材料高を背景に設備投資や個人消費の伸びが鈍化するなど、さらに減速している」と指摘した。四月にまとめた経済・物価情勢の展望(展望リポート)を中間評価し、成長率見通しを下方修正、物価見通しを上方修正した。(展望リポートは3面「きょうのことば」参照)=関連記事3、5面に
日銀は今回の会合で、年二回だった成長率や物価の予測数値の開示を四半期ごとに増やすなど、情報発信の拡充策を決めた。今年度の成長率は一・二%(政策委員の中央値)と前回四月と比べ〇・三ポイント下方修正した。
今年度の消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く)の上昇率は一・八%と〇・七ポイントの大幅な上方修正をした。原油価格が想定していた以上に上がったことを反映した。
消費者物価の上昇率は、予測通りなら消費税率引き上げの影響があった一九九七年度(二・一%上昇)以来の高い伸び率となる。日銀の政策委員が中長期的にみて安定していると考える消費者物価上昇率(〇―二%)の上限に近付くことになる。
日銀は四月に景気認識を「減速している」と弱めたが、今回は「さらに」と付け加え、減速の度合いが深まっているとの見方を表した。白川総裁は判断を変えた理由について「企業の業況感は引き続き慎重化し、支店長会議でも減速感が強まっているとの報告が多く聞かれた」などと説明した。会合では全員一致で金融政策の現状維持を決め、先行きも慎重に政策を運営する方針を示した。
日銀の企業短期経済観測調査(短観)では、大企業製造業の業況感が四年九カ月ぶりの低水準に悪化。生活必需品の相次ぐ値上げで個人消費も伸び悩んでいる。日銀は経済の先行きについて「次第に緩やかな成長経路に回復していく」(白川総裁)との見方は維持したが、生産が減少傾向になるなど不安要因も増え、楽観できない状況だ。
白川総裁は米経済については停滞しているとの現状認識を示した上で、「成長率が上がる(時期の)見通しが後ずれしている」と警戒感を示した。国際金融市場は不安定な状況が続き、「世界経済は下振れリスクがある」と指摘した。
日銀は今回の会合で、年二回だった成長率や物価の予測数値の開示を四半期ごとに増やすなど、情報発信の拡充策を決めた。今年度の成長率は一・二%(政策委員の中央値)と前回四月と比べ〇・三ポイント下方修正した。
今年度の消費者物価指数(CPI、生鮮食品を除く)の上昇率は一・八%と〇・七ポイントの大幅な上方修正をした。原油価格が想定していた以上に上がったことを反映した。
消費者物価の上昇率は、予測通りなら消費税率引き上げの影響があった一九九七年度(二・一%上昇)以来の高い伸び率となる。日銀の政策委員が中長期的にみて安定していると考える消費者物価上昇率(〇―二%)の上限に近付くことになる。
日銀は四月に景気認識を「減速している」と弱めたが、今回は「さらに」と付け加え、減速の度合いが深まっているとの見方を表した。白川総裁は判断を変えた理由について「企業の業況感は引き続き慎重化し、支店長会議でも減速感が強まっているとの報告が多く聞かれた」などと説明した。会合では全員一致で金融政策の現状維持を決め、先行きも慎重に政策を運営する方針を示した。
日銀の企業短期経済観測調査(短観)では、大企業製造業の業況感が四年九カ月ぶりの低水準に悪化。生活必需品の相次ぐ値上げで個人消費も伸び悩んでいる。日銀は経済の先行きについて「次第に緩やかな成長経路に回復していく」(白川総裁)との見方は維持したが、生産が減少傾向になるなど不安要因も増え、楽観できない状況だ。
白川総裁は米経済については停滞しているとの現状認識を示した上で、「成長率が上がる(時期の)見通しが後ずれしている」と警戒感を示した。国際金融市場は不安定な状況が続き、「世界経済は下振れリスクがある」と指摘した。
PR
- +TRACKBACK URL+