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:2008:04/21/09:32 ++ 業績修正、下方8割、前期上場170社、為替など環境急変。
二〇〇八年三月期の業績が計画に届かない上場企業が続出している。三月以降、従来の連結最終損益予想を下方修正した企業は百七十社に達した。下方修正は同じ期間に同損益予想の修正を発表した企業数の八割に達し、収益が拡大局面に入った〇三年三月期以降の同期間で最高。米金融不安に端を発した円高・ドル安や株安、原材料高など急激な環境変化が企業の収益を圧迫している。
前期予想を開示していた全国上場の千六百八十四社(金融、新興三市場を除く)を対象に、三月初めから四月十八日までの修正の発表を集計した。〇七年の同期間では連結最終損益を下方修正した企業は九十五社と全体の六割だったが、今年はこれを二割上回った。
新日本製鉄は鉄スクラップの高騰が響いた。住友化学は原料のナフサの価格が上昇し、製品への価格転嫁が遅れた。アルプス電気やケンウッドは円高・ドル安で海外での売り上げや資産が目減りした。
株安の影響も多い。熊谷組や三洋化成工業は保有株に評価損が発生した。
事業環境が暗転し、多額の損失を出した企業もある。東芝は新世代DVD事業からの撤退で千百億円の損失を計上。長谷工コーポレーションやレオパレス21はマンション市況の悪化や建築着工の遅れで収益計画が未達になった。
十八日時点で上場企業の前期の推定連結純利益は前の期比二・二%増。二月末時点の五・五%増から急低下した。
上方修正した企業は資源高が追い風になった三菱マテリアルや、海外の開発が好調な鹿島など四十一社にとどまった。
前期予想を開示していた全国上場の千六百八十四社(金融、新興三市場を除く)を対象に、三月初めから四月十八日までの修正の発表を集計した。〇七年の同期間では連結最終損益を下方修正した企業は九十五社と全体の六割だったが、今年はこれを二割上回った。
新日本製鉄は鉄スクラップの高騰が響いた。住友化学は原料のナフサの価格が上昇し、製品への価格転嫁が遅れた。アルプス電気やケンウッドは円高・ドル安で海外での売り上げや資産が目減りした。
株安の影響も多い。熊谷組や三洋化成工業は保有株に評価損が発生した。
事業環境が暗転し、多額の損失を出した企業もある。東芝は新世代DVD事業からの撤退で千百億円の損失を計上。長谷工コーポレーションやレオパレス21はマンション市況の悪化や建築着工の遅れで収益計画が未達になった。
十八日時点で上場企業の前期の推定連結純利益は前の期比二・二%増。二月末時点の五・五%増から急低下した。
上方修正した企業は資源高が追い風になった三菱マテリアルや、海外の開発が好調な鹿島など四十一社にとどまった。
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