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ひで坊な日々

主に私の仕事と信条に関わるメディアからの備忘録と私の日常生活から少し・・・                             
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:2011:04/08/11:07  ++  特集――3月12日20時20分、原子炉に海水注入、廃炉恐れ決断遅れる。

1号機原子炉に海水注入が始まった。背景には菅の指示を受けた海江田の命令があった。それまで、東電は海水注入をずっと渋っていたとみられる。
 建設に巨額の費用を投じた原子炉が、二度と使えなくなるのは目に見えている。東電は給水車で真水を運ぶことを自衛隊に要請。復旧の可能性がわずかでも残る真水での冷却にこだわった。「東電は資産を守りたいと考え、判断が遅れた」――。政府関係者は憤る。
 13日午前1時30分。保安院は記者会見で「海水は原子炉に入っている」と公表する。だが、注水すれば目盛りが上がるはずの水位計は下に振り切れたまま。燃料棒が露出した状態が続いているのではないか。
 矛盾を突かれると「報告では順調だと聞いているが……」などと返答に詰まる。東電からの情報を客観的に評価する余裕を失っていることがうかがえた。
 危機的状況はさらに広がる。午前5時からの保安院の記者会見の最中だった。3号機で緊急時に炉心を冷やす「非常用炉心冷却装置」に異常が起こったとの一報が入る。原子炉への注水が中断しているという。
 午前11時55分、消防ポンプによる炉心への真水注入が始まる。午後1時12分からは廃炉を覚悟で海水の注入に切り替える。しかし炉心内の水位は上がらない。1号機と同じように水素爆発の危険性が高まった。
 保安院は12日、事故の深刻度を暫定的に「レベル4」と評価していた。8段階ある国際原子力事象評価尺度(INES)のうち、「施設外への大きなリスクを伴わない事故」との位置づけだ。18日には1979年の米国スリーマイル島原発事故と同じ「レベル5(施設外へのリスクを伴う事故)」に引き上げざるを得なくなった。
 放射性物質は大気に海に拡散し、農畜産物や魚から暫定基準値をはるかに超える放射性物質が検出される。避難区域の自治体はまるごと移転を余儀なくされ、風評被害は国内ばかりか世界に広がる。
 海外の当局者などからは、現在の状況は「レベル6(大事故)」相当だとの指摘も出ている。チェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7(深刻な事故)」へと発展する危険性さえ残る。
 東電や政府の初期の対応が後手に回り、危機が長期間に及ぶことは確実となった。現地では今もなお決死の作業が続く。

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