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:2008:09/02/10:07 ++ 福田首相、辞任を表明 「ねじれ」で政策停滞
首相は記者会見で辞任理由について「国民生活を考えた場合、態勢を整えた上で国会に臨むべきだと考えた。新しい布陣で政策実現を図っていかなければいけない」と強調した。
参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」を念頭に「私が首相を続けて国会が順調にいけばいいが、私の場合には内閣支持率の問題もある」などと言及。辞任を決めた経緯に関しては8月29日の総合経済対策の取りまとめを踏まえ、「先週末に最終的に決断した」と明かした。 (01:05)
(9/2)福田首相、辞任を表明 「ねじれ」で政策停滞
福田康夫首相は1日夜、首相官邸で緊急に記者会見し、退陣する考えを表明した。8月の内閣改造後も求心力は回復せず、政権運営の継続は難しいと判断した。首相は自民党総裁選の実施を指示。今月中旬に新総裁が決まり次第、正式に内閣総辞職する。首相が二代続けて1年足らずで辞任する事態となり、野党は「無責任きわまりない」などと批判。与党内では新首相が今秋に衆院解散・総選挙に踏み切るとの見方が強まっている。
首相は記者会見で辞任理由について「国民生活を考えた場合、態勢を整えた上で国会に臨むべきだと考えた。新しい布陣で政策実現を図っていかなければいけない」と強調した。
参院で野党が多数を占める「ねじれ国会」を念頭に「私が首相を続けて国会が順調にいけばいいが、私の場合には内閣支持率の問題もある」などと言及。辞任を決めた経緯に関しては8月29日の総合経済対策の取りまとめを踏まえ、「先週末に最終的に決断した」と明かした。
(9/2)「またか」列島あきれる 二代続けて投げ出し
「なぜ今、辞めるのか」「またも、無責任だ」。1日夜、福田康夫首相の突然の辞任表明は列島に衝撃を与えた。「国民のことを第一に考えた結果」と強調したが、難題山積のなか、二代続けての「政権放棄」に国民はあきれかえった。人ごとのように淡々と辞任の弁を語る二世首相は「私は自分を客観視できる」と不可解な“捨てぜりふ”を残して退場した。
仕事帰りの会社員らでにぎわう東京都港区のJR新橋駅前。「え、辞めるんですか」と驚いたのは横浜市青葉区の女性会社員(60)。首相辞任の一報を聞き、次第に怒りがわいてきたといい、「だらだらとした政治を続けてきた。辞任は当然だとも思うが、やはり無責任」と吐き捨てた。
文京区の女性会社員(30)は「またかと思ってしまう。本当にがっかり」と不満をあらわに。「辞めるにしても別のやり方があったのではないか」とあきれた後、「次の首相は一つでもいいので確実に結果を残してほしい」と注文を付けた。
(9/2)小沢民主、解散へ攻勢 対決路線強める構え
野党は1日夜の福田康夫首相の辞任表明を踏まえ、自公連立政権の政権担当能力の欠如を強調し、新政権が発足すれば早期に衆院解散するよう求める構えだ。同じ日、民主党の小沢一郎代表が代表選出馬を正式表明して無投票3選が確実になった。「小沢民主党」は臨時国会で対決姿勢を強めるとともに選挙準備を急ぐ。
「(安倍晋三首相に続く)2代続いての政権放り出しだ。自公政権が国民に責任を持てないことを自ら証明した」。菅直人代表代行は1日夜、記者団にこう力説した。
小沢氏は1日午前、党本部で記者会見に臨み「生活感も無く対応力に欠けている自公政権を1日も早く終わらせないといけない」と代表選出馬を正式表明したばかり。
(9/2)ねじれが壁、公明と溝 首相辞任表明
福田康夫首相の突然の辞任表明は、首相の前に立ちはだかった2つの「ねじれ」に屈服せざるを得なくなったからだ。1つは参院で野党が過半数を握る国会情勢のねじれ、もう1つは首相の統制が利かなくなった連立与党内部のねじれだ。2008年度補正予算案、インド洋給油法、消費者庁設置法案……。次期臨時国会に重要課題を抱え、万策尽きた首相には政権放棄の選択肢しか残されていなかった。
「福田と小沢では同じ構図になる。人が代われば変わるかもしれない」。首相は1日夕、大阪府での総合防災訓練から官邸に戻ると自民党の麻生太郎幹事長を呼び出し、こう切り出した。「辞任するので自民党総裁選の手続きをお願いする」
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