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ひで坊な日々

主に私の仕事と信条に関わるメディアからの備忘録と私の日常生活から少し・・・                             
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:2009:08/31/09:48  ++  自民離れ岩盤砕ける、大物、相次ぎ敗れる、党立て直し道険しく、総裁選も波乱含み。

30日投開票の衆院選で、自民党は歴史的敗北を喫した。小選挙区では閣僚や党幹部を歴任した「大物議員」が相次ぎ敗北。比例代表の獲得議席も55議席と過去最低となった。所属議員の激減で崩壊の瀬戸際に立たされる派閥も出る見通しで、麻生太郎首相の後継を争う党総裁選も波乱含みの展開になりそうだ。業界団体などに依存した伝統的な「ビジネスモデル」の限界も露呈、来年夏の参院選に向けた党再建への道のりは険しい。
 「自民党への積年の不満をぬぐい去ることはできなかった。その責任を負う宿命と思って甘受せねばならない」。首相は30日夜のNHK番組で、悔しさをあらわにした。
 首相は経済対策による景気底入れなど政権の実績を強調したが、小泉内閣から続いた歳出削減路線で建設業界や医療団体などかつての自民党の支持基盤は相次ぎ離反。安倍晋三、福田康夫両首相の2代続いた「政権投げ出し」への批判も強かった。鳥取、島根、高知で議席を独占するなど中国、四国ブロックで民主党と五分の戦いを繰り広げる一方、群馬などで独占が崩れた。
 衆院選での惨敗は党内の構図を激変させる公算が大きい。町村派の町村信孝前官房長官、伊吹派の伊吹文明元財務相、山崎派の山崎拓前党副総裁ら各派閥の会長は地元選挙区に張りつく「どぶ板選挙」を展開したが町村、伊吹両氏は小選挙区で敗北。山崎氏は議席を失った。派閥の運営に深刻な支障を来すのは間違いなく、衆院選前の8派閥体制の再編も視野に入ってきた。
 9月の党総裁選は来年夏の参院選に向けた解党的出直しの第一歩となる。「ポスト麻生」候補としては、石原伸晃幹事長代理や舛添要一厚生労働相、谷垣禎一元財務相、石破茂農相らの名が上がっている。ただ、惨敗のショックを引きずる中で、総裁選に立候補するための国会議員20人の推薦人集めも難航する可能性がある。
路線対立加速か
 「歴史的敗北」の総括や今後の方向性をめぐり、党内の路線対立が加速する可能性もある。参院選を前に業界団体の自民党支援の見直しも取りざたされる。
 総裁選の時期や手法を巡っても意見が分かれている。細田博之幹事長は「地方の党員の意見も反映する必要がある」と指摘。都道府県連代表を交えた総裁選を9月下旬に実施する方向で調整し、それまでは麻生氏が総裁を続投せざるを得ないとの認識を示した。
 党内からは「首相指名選挙で麻生氏の名前を書くのは抵抗がある」として、特別国会召集前に党所属国会議員で構成する両院議員総会を開き、早期決着を目指すべきだとの声もあがっている。
【図・写真】開票速報を受けテレビ中継の質問に答える麻生首相ら自民党役員(30日夜、自民党本部)
 公明党は公示前の31議席を大きく割り込む21議席にとどまり、1967年の衆院選(25議席)を下回る過去最低を記録した。全国8小選挙区で擁立した太田昭宏代表や北側一雄幹事長、冬柴鉄三前幹事長ら党独自候補が全滅する歴史的大敗を受け、「党存亡の危機」(幹部)に直面している。
 67年の衆院初進出以来、同党トップの落選は初めて。執行部の刷新を含め来夏の参院選に向けた党の立て直しが急務だ。
 公明党の歴代トップは支持母体の創価学会とも協議して決まるのが慣例。神崎武法前代表は98年から約8年間、代表職を務めた。06年の代表選には太田氏だけが出馬しており、落選は想定外の事態だった。
 太田代表は31日未明、党本部で記者団に「選挙結果の責任を痛感している」としながらも「党再建に責任がある。そこに全力を尽くすためどうするかは執行部と相談したい」と述べ、代表職の辞任については明言を避けた。党内や創価学会では後継に山口那津男政調会長や井上義久副代表、斉藤鉄夫環境相らの名前が挙がっているが、「太田氏に代わる人材がいない」(中堅議員)との声もあり、後継選出は難航しそうだ。
 太田代表は「(投票が)第1党と第2党にどうしても偏る。選挙制度からいっても厳しい」と指摘。中堅議員は「代表だけでも比例と重複立候補すべきだった」と嘆いた。党内や支持母体の創価学会で今後、小選挙区での候補擁立を見送る意見が強まる可能性もある。
 99年から続いた自公連立政権が終焉(しゅうえん)を迎え、今後は自民党との距離感を探る動きが出てきそうだ。太田代表は自公協力について「自公の信頼関係は大事にしたい」と語った。ただ、公明党は参院で21議席を持っており、参院で単独過半数に足りない民主党との連携が検討課題にのぼる可能性も浮上している。
 太田代表は「ねじれ国会では政策協議をしっかりやらないといけないと思っていた。その辺を含め、政権運営を見守って対応する」と民主党との連携に含みを持たせた。
【図・写真】インタビューに答える公明党の太田代表。小選挙区の当選者はいなかった(31日未明、公明党本部)
 民主党の圧勝を受け、共産、社民、国民新などの各党は埋没に危機感を抱いている。選挙後に与野党の勢力が接近すれば存在感を発揮できるというもくろみは吹き飛んだ。
 共産党は公示前の9議席の確保にとどまった。小選挙区の候補を152人に絞り込み、比例代表での議席増に全力を挙げてきたが、民主党の勢いにのみ込まれた。志位和夫委員長は30日夜、自民、公明両党の連立政権が倒れ、民主党中心の政権に交代することについて「日本の政治にとって大きな前向きの一歩」と評価した上で「間違った方向にはストップをかける」と述べた。
 社民党は公示前と同じ7議席を確保した。福島瑞穂党首は「自民党政治が終わることは歴史的なことだ。大歓迎する」と語った。国民新党は公示前の4議席に届かなかった。綿貫民輔代表、亀井久興幹事長が落選した。
 衆院選初挑戦のみんなの党は5議席を獲得し、政党要件を満たした。改革クラブは唯一の公認候補である西村真悟氏が落選した。新党日本は田中康夫代表、新党大地は鈴木宗男代表が当選した。大量に候補者を擁立した幸福実現党は議席獲得はならなかった。
 国民新党の綿貫民輔代表は31日未明、都内で記者会見し、比例北陸信越ブロックでの落選を受け、次の衆院選には出馬せず、事実上政界を引退する意向を示した。綿貫氏は今後の党運営について「議席のある人にやってもらった方がいい」と述べ、代表を退く考えも示した。島根2区で落選した亀井久興幹事長も政界引退の意向を示した。
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