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:2007:09/04/13:50 ++ Web 2.0企業への期待は過剰?--富士通総研がVCデータ中心に実態調査
ただ、株式公開時のPER(株価収益率)が高水準だった一方、現状の比較的低調な株価推移などを勘案すると、若干、バブル状態にあるとも指摘している。
発表したのは「Web 2.0企業の実態と成長の動向」。「ユーザー参加型の仕組みあるいはそのための技術開発を行うビジネス」をWeb 2.0と定義し、ミクシィなど17社をWeb 2.0企業として抽出。国内ベンチャーキャピタル(VC)の投資実態をデータベース化しているNPO法人、Japan Venture Research(JVR)と共同で調査した。
これによると、株式公開時の時価総額は一般的なネット企業(103社)と比べ、平均で2.3倍の611億8500万円。公開時の平均PERは80ポイント高い301倍で、市場の期待は高いとしている。
また、最初の第三者割当増資で時価総額が5億円未満だった企業群においては、その後2年半で3回増資を実施し、その結果として平均時価総額が9億8066万円と10億円近い時価総額に増大。売り上げは8倍、人員も6倍となっており、急成長と呼べる伸び率を示した。
調査を担当した富士通総研経済研究所上級研究員の湯川抗氏は、「全般的に急成長している印象を受けるが、PERを見ると“ミニバブル”の様相を呈している。実際、直近で時価総額が数%になっている企業もあり、Web 2.0企業に対する過剰な期待感があったことや、経営者が調達資金を有効活用できていない傾向にあることなどが、現状の市場評価の一因になっていると考えられる」としている。
今回の調査でWeb 2.0企業と定義されたの以下の17社。
・ミクシィ
・インタースペース
・ウェブドゥジャパン
・カカクコム
ディー・エヌ・エー
・一休
・アドウェイズ
・ゴルフダイジェスト・オンライン
・ネットプライスドットコム
・マクロミル
・エキサイト
・アエリア
・ソニーコミュニケーション
・ドリコム
・オウケイウェイヴ
・フリービット
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