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:2011:03/07/16:47 ++ 「ポスト菅」レースも混沌
足下から崩れ去ろうとしている菅直人政権からまた一人、落伍者が出た。前原誠司外相の辞任で、民主党政権は混沌の渦の中へと入り込もうとしている。
首相に近いある政務三役は「政権にとっては大ダメージだ」と語った。首相に批判的な若手議員からは「挙党態勢を築いてこなかったツケだ」との声があがる。誰もが政権の終幕を予感している。
前原氏は「次」をうかがうはずだった。産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の最新の世論調査では、「日本の首相にふさわしいのは誰か」との設問で、前原氏は10・2%でトップ。前原氏を支持する約50人の議員グループ「凌雲会」という後ろ盾もあり、党内基盤も安定していた。
その前原氏が「政治とカネ」の問題でつまずいた。次期首相レースは「出走取り消し」となった。
民主党内を見渡すと、実は前原氏以外の「ポスト菅」候補は枚挙にいとまがない。岡田克也幹事長、玄葉光一郎国家戦略担当相、原口一博前総務相、野田佳彦財務相、枝野幸男官房長官、海江田万里経済産業相…。樽床伸二元国対委員長や馬淵澄夫前国土交通相も意欲を見せている。
「多士済々」と言いたいところだが、それぞれが首相候補としては課題を抱えている。
岡田氏は党幹事長として地方選挙で連戦連敗。野田氏は最近、脱税事件で逮捕された男性が関係する企業がパーティー券を購入していたことが判明した。原口氏は小沢一郎元代表と近い関係であることがネック。その他の候補はいずれも、党内に確固たる支持基盤を持たない。
「ポスト菅」レースの展開が見通せない中で、民主党議員は「菅首相をいつまで続けさせるか」という選択を迫られる。小沢氏に近い議員らが、首相退陣を求めるのは必至。逆に、小沢氏と距離を置く勢力さえ、そう遠くない「次」を見据え、一気に倒閣に動く可能性もある。
党内で敵と味方が入り乱れ、誰が敵か、誰が味方か分からない闇夜の乱戦状態に陥るかもしれない。
小沢氏は5日、地元・岩手県一関市の街頭演説で、こう予言していた。
「首相も国会で衆院解散ということを答弁で触れたようだ。そういう意味で、非常に政治の状況が難しく、混沌となりつつある」(
首相に近いある政務三役は「政権にとっては大ダメージだ」と語った。首相に批判的な若手議員からは「挙党態勢を築いてこなかったツケだ」との声があがる。誰もが政権の終幕を予感している。
前原氏は「次」をうかがうはずだった。産経新聞とFNN(フジニュースネットワーク)の最新の世論調査では、「日本の首相にふさわしいのは誰か」との設問で、前原氏は10・2%でトップ。前原氏を支持する約50人の議員グループ「凌雲会」という後ろ盾もあり、党内基盤も安定していた。
その前原氏が「政治とカネ」の問題でつまずいた。次期首相レースは「出走取り消し」となった。
民主党内を見渡すと、実は前原氏以外の「ポスト菅」候補は枚挙にいとまがない。岡田克也幹事長、玄葉光一郎国家戦略担当相、原口一博前総務相、野田佳彦財務相、枝野幸男官房長官、海江田万里経済産業相…。樽床伸二元国対委員長や馬淵澄夫前国土交通相も意欲を見せている。
「多士済々」と言いたいところだが、それぞれが首相候補としては課題を抱えている。
岡田氏は党幹事長として地方選挙で連戦連敗。野田氏は最近、脱税事件で逮捕された男性が関係する企業がパーティー券を購入していたことが判明した。原口氏は小沢一郎元代表と近い関係であることがネック。その他の候補はいずれも、党内に確固たる支持基盤を持たない。
「ポスト菅」レースの展開が見通せない中で、民主党議員は「菅首相をいつまで続けさせるか」という選択を迫られる。小沢氏に近い議員らが、首相退陣を求めるのは必至。逆に、小沢氏と距離を置く勢力さえ、そう遠くない「次」を見据え、一気に倒閣に動く可能性もある。
党内で敵と味方が入り乱れ、誰が敵か、誰が味方か分からない闇夜の乱戦状態に陥るかもしれない。
小沢氏は5日、地元・岩手県一関市の街頭演説で、こう予言していた。
「首相も国会で衆院解散ということを答弁で触れたようだ。そういう意味で、非常に政治の状況が難しく、混沌となりつつある」(
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