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ひで坊な日々

主に私の仕事と信条に関わるメディアからの備忘録と私の日常生活から少し・・・                             
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:2007:09/21/11:45  ++  シャープとパイオニア提携、電機「自前主義」に限界―パイオニア、液晶テレビ参入。

日本ビクター・ケンウッドの統合合意に続くシャープとパイオニアの資本提携で国内電機業界の再編が加速する。薄型テレビでプラズマ陣営の一角を占めるパイオニアはシャープからパネル供給を受け、液晶テレビに参入する。急速に進む技術革新と価格下落、膨らむ開発費負担……。激しい環境変化を背景にすべての技術や商品を自社で手がける「自前主義」は限界を迎えている。過当競争体質との決別に向けた再編の波は家電流通業界も巻き込んで勢いを増している。(1面参照)
■数年前にも模索
 「次世代カーナビの表示装置にシャープ製液晶パネルを採用することになったのがきっかけだった」。二十日、都内のホテルで開いた記者会見でパイオニアの須藤民彦社長は今回の提携に至った経緯をこう説明した。
 年明け以降、シャープ幹部は東京・目黒のパイオニア本社へ足しげく通い、中小型液晶表示装置を売り込んだ。商談は成功、年度内にもシャープの液晶パネルを使うパイオニア製カーナビが発売されるが、それと並行してシャープ製液晶を使ってパイオニアが液晶テレビに参入するなど「包括提携の交渉が進んでいった」(シャープ首脳)。
 実は二社の組み合わせは数年前にも模索された。二〇〇〇年にDVDの基盤技術などで提携。薄型テレビの映像技術でも「パイオニアから教えを請うた」(シャープ幹部)。〇一年には40型以上のパネルを作れなかったシャープがパイオニアからプラズマパネルを調達したこともある。
■好調な業績一変
 〇三年ごろには町田勝彦シャープ社長(当時、現会長)が伊藤周男パイオニア社長(当時)に持ち株会社方式による経営統合を持ちかけた。だが「いずれのみ込まれるという危機感からお断りした」(パイオニア関係者)。当時のパイオニアの業績は好調。プラズマパネルが売れ、〇三年度は七千八億円の連結売上高に対し、営業利益は四百三十七億円にのぼった。
 その後、薄型テレビなどの価格競争が激化、状況は急変していく。パイオニアは一転、〇六年度まで三期連続の最終赤字という苦境に。株価も今月十一日に年初来安値を更新、この一年で約四割下落した。シャープに一四%の出資を仰いだのは他の機関投資家と合わせ買収を防ぐための安定株主を確保する狙いもあったとされ、株価下落が背中を押す形になった。
■42型調達を打診
 昨年十一月、パイオニア幹部は同じプラズマテレビを手掛ける松下をひそかに訪問。「42型のプラズマパネルの調達を打診した」(関係者)という。40型台のテレビは売れ筋だけに価格競争も厳しい。その部分は松下からの調達でまかない、より大型の高級品に経営資源を集中する狙いだったようだ。しかし今夏をめざした提携合意は「春以降、煮詰まった」(関係者)。一方でシャープとの提携交渉は着々と進んでいった。
 シャープにとっても「渡りに船」。松下と同じプラズマ陣営のパイオニアに液晶テレビ用パネルを供給することで自社の勢力を広げられる。
 太陽電池で世界首位、携帯電話でも国内トップのシャープだが、収益の大黒柱は液晶。その液晶事業を支えるため巨額の投資と大量の技術者を注ぎ込む。片山幹雄社長は「必要な技術を自社だけでまかなうと膨大な時間と人材が必要になる」としており、次世代DVD機器の開発や音響技術の強化などでパイオニアの力を借りられれば、松下などとの競争も優位に進められる。シャープの一手に他の大手電機がどう反応するのかが再編の次の焦点になる。
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