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:2007:12/21/14:00 ++ 仕事の情報忘れないように…、イメージ連結、記憶力向上――五感動員、言葉を映像化。
いろんなことを簡単に覚えたい――。誰もが頭を悩ませる問題だ。学生時代のように、ひたすら頭にねじ込むのは難儀な作業。ビジネスパーソンなら効率的に記憶したい。特定非営利活動法人(NPO法人)日本政策フロンティア理事長で、記憶に関する著書や講演実績がある小田全宏さんに「記憶術」を聞いた。
「なんでこんなに簡単に覚えられるのか」「こんな経験は初めてだ」
小田氏の記憶術講座では毎回、参加者の大半が短時間で百個程度の単語が覚えられるようになるという。「イメージ」や「あきらめない」などの点を強調。小田さんは「コツさえつかめば誰でも簡単に覚えることができる」と言い切る。
何の脈略の無い文章や連語を覚えるのは難しい。例えば、「リンゴ、米国、パンダ、本……」を覚える場合。一度記憶したとしても数時間後には忘れてしまうのが関の山だ。仮に「リンゴ、米国……」と記憶できていたとしても三つ目の「パンダ」を果たして思い出すことができるか。数が増える中でだんだんと頭の中がごちゃごちゃになってしまうのは、誰もが経験のあることだ。
小田さんは「イメージ連結法」と呼ばれる記憶法を提唱する。言葉を映像化し、それをつなぎ合わせることによって記憶するテクニックだ。いわば、まっさらの台紙の上に二つの言葉を映像化したものを、一枚一枚鮮やかに焼き付けていくイメージという。
富士山なら「雪」
映像化とは、富士山であれば「富士山」という言葉自体を記憶するのではなく、山頂に雪が積もった状態の美しく幻想的な富士山をイメージすること。具体的に頭の中でイメージ・映像化することで「言葉で覚えるよりはるかに記憶に残る」と主張する。
つなぎ合わせるというのは、例えば先の(1)リンゴ(2)米国(3)パンダの三つの言葉を連続して覚える場合。リンゴは誰もが知っている果物。甘くておいしそうな赤いリンゴをイメージする。米国は、米国の本土の形を想像する。知っている米国の街並みでも良い。要するに各人にとっての「米国」をイメージすることが大事だ。パンダなら上野動物園にいる様子を思い出せばいい。
次にこの三つを組み合わせるのだが、あくまで「言葉ではなく、イメージ」で覚える。例えば、「リンゴが米国に雨のように降ってきた」「米国のある場所で突然パンダが発見された」と具体的にイメージする。一つの映像はそれ自体で完結し、次の映像には連動しないように考えることがポイントだ。
体全体を使え
ポイントは具体的かつ大胆な発想だ。五感を最大限活用し、体全体を使って覚えるのが効果的という。目をつぶって空想の中でイメージ化するだけでは記憶が思うように定着しない。今回の例では、リンゴが大量に降ってきて、米国本土のあちらこちらに穴が開いている様子を考えてみればいい。
だがイメージしにくい言葉はどうするのか。例えば「ドリアン」という果物。言葉を知っていても実際に見たり、食べたりしたことのある人は少ない。それでもトゲトゲで強烈な悪臭がすることを知っているのであれば、嗅覚(きゅうかく)でイメージする。「においや触ると痛いという果物をイメージしながら脳に焼き付ける」
問題は、記憶するべき言葉を知らない場合だ。「ドリアン」という言葉を知らないなら、言葉の「字面」を覚えることを提案する。「ドリアン」という言葉を分解して、まったく別のイメージで考えると良いという。例えば「“ドリア”だと思って一口食べたものの、イメージと違って思わず、“ン”?って発してしまった自分」をイメージしてみる。
初めて聞く言葉であっても、知っている何かに置き換えることで覚えることが楽になる。まずは身近な言葉から始めてみよう。
「なんでこんなに簡単に覚えられるのか」「こんな経験は初めてだ」
小田氏の記憶術講座では毎回、参加者の大半が短時間で百個程度の単語が覚えられるようになるという。「イメージ」や「あきらめない」などの点を強調。小田さんは「コツさえつかめば誰でも簡単に覚えることができる」と言い切る。
何の脈略の無い文章や連語を覚えるのは難しい。例えば、「リンゴ、米国、パンダ、本……」を覚える場合。一度記憶したとしても数時間後には忘れてしまうのが関の山だ。仮に「リンゴ、米国……」と記憶できていたとしても三つ目の「パンダ」を果たして思い出すことができるか。数が増える中でだんだんと頭の中がごちゃごちゃになってしまうのは、誰もが経験のあることだ。
小田さんは「イメージ連結法」と呼ばれる記憶法を提唱する。言葉を映像化し、それをつなぎ合わせることによって記憶するテクニックだ。いわば、まっさらの台紙の上に二つの言葉を映像化したものを、一枚一枚鮮やかに焼き付けていくイメージという。
富士山なら「雪」
映像化とは、富士山であれば「富士山」という言葉自体を記憶するのではなく、山頂に雪が積もった状態の美しく幻想的な富士山をイメージすること。具体的に頭の中でイメージ・映像化することで「言葉で覚えるよりはるかに記憶に残る」と主張する。
つなぎ合わせるというのは、例えば先の(1)リンゴ(2)米国(3)パンダの三つの言葉を連続して覚える場合。リンゴは誰もが知っている果物。甘くておいしそうな赤いリンゴをイメージする。米国は、米国の本土の形を想像する。知っている米国の街並みでも良い。要するに各人にとっての「米国」をイメージすることが大事だ。パンダなら上野動物園にいる様子を思い出せばいい。
次にこの三つを組み合わせるのだが、あくまで「言葉ではなく、イメージ」で覚える。例えば、「リンゴが米国に雨のように降ってきた」「米国のある場所で突然パンダが発見された」と具体的にイメージする。一つの映像はそれ自体で完結し、次の映像には連動しないように考えることがポイントだ。
体全体を使え
ポイントは具体的かつ大胆な発想だ。五感を最大限活用し、体全体を使って覚えるのが効果的という。目をつぶって空想の中でイメージ化するだけでは記憶が思うように定着しない。今回の例では、リンゴが大量に降ってきて、米国本土のあちらこちらに穴が開いている様子を考えてみればいい。
だがイメージしにくい言葉はどうするのか。例えば「ドリアン」という果物。言葉を知っていても実際に見たり、食べたりしたことのある人は少ない。それでもトゲトゲで強烈な悪臭がすることを知っているのであれば、嗅覚(きゅうかく)でイメージする。「においや触ると痛いという果物をイメージしながら脳に焼き付ける」
問題は、記憶するべき言葉を知らない場合だ。「ドリアン」という言葉を知らないなら、言葉の「字面」を覚えることを提案する。「ドリアン」という言葉を分解して、まったく別のイメージで考えると良いという。例えば「“ドリア”だと思って一口食べたものの、イメージと違って思わず、“ン”?って発してしまった自分」をイメージしてみる。
初めて聞く言葉であっても、知っている何かに置き換えることで覚えることが楽になる。まずは身近な言葉から始めてみよう。
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