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:2009:02/10/10:02 ++ 日産、最終赤字2650億円、今期見通し、世界で2万人削減。
日産自動車は九日、二〇〇九年三月期の連結決算で最終的なもうけを示す最終損益が二千六百五十億円の赤字(前期は四千八百二十二億円の黒字)になる見通しだと発表した。従来予想は前期比六七%減の千六百億円の黒字。販売減や円高が直撃し九期ぶりの最終赤字となる。今期末配当はゼロとし通期配当は十一円(前期は四十円)に下げる。業績悪化を受け中期経営計画を一時中断し、世界で二万人の従業員を削減するなど緊急の業績改善策を発表した。(関連記事11面に)
日産は今期の世界販売台数を前期比一〇%減の三百三十八万二千台と計画に比べ四十万台弱引き下げた。売上高は二三%減の八兆三千億円に急減する。カルロス・ゴーン社長は記者会見で、「需要急減に円高や金融危機が重なる三重苦は経験したことがない」と述べた。
営業損益は千八百億円の赤字(前期は七千九百八億円の黒字)で、昨年十月末の予想から四千五百億円悪化する。販売の低迷は深刻で、米国では販売台数が八十四万七千台と前期比二割減少。採算の良い大型車不振など車種構成の変化も響く。日欧も二割近く減り新興国とカナダを除く四地域で前年を割り込む。
通期の想定為替レートは一ドル=九九・七円と、従来より三円超の円高に変えた。新興国の通貨安も響き、円高で想定より六百九億円の減益要因になる見通しだ。
ゴーン社長は一〇年三月期の動向について「世界の全体需要は五千万台(今期は六千二百万台)に落ち込む可能性もある」とし、過去の景気後退局面と比べ厳しい状況にあるとの認識を示した。
日産は今期の世界販売台数を前期比一〇%減の三百三十八万二千台と計画に比べ四十万台弱引き下げた。売上高は二三%減の八兆三千億円に急減する。カルロス・ゴーン社長は記者会見で、「需要急減に円高や金融危機が重なる三重苦は経験したことがない」と述べた。
営業損益は千八百億円の赤字(前期は七千九百八億円の黒字)で、昨年十月末の予想から四千五百億円悪化する。販売の低迷は深刻で、米国では販売台数が八十四万七千台と前期比二割減少。採算の良い大型車不振など車種構成の変化も響く。日欧も二割近く減り新興国とカナダを除く四地域で前年を割り込む。
通期の想定為替レートは一ドル=九九・七円と、従来より三円超の円高に変えた。新興国の通貨安も響き、円高で想定より六百九億円の減益要因になる見通しだ。
ゴーン社長は一〇年三月期の動向について「世界の全体需要は五千万台(今期は六千二百万台)に落ち込む可能性もある」とし、過去の景気後退局面と比べ厳しい状況にあるとの認識を示した。
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