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ひで坊な日々

主に私の仕事と信条に関わるメディアからの備忘録と私の日常生活から少し・・・                             
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:2010:08/11/11:48  ++  東アジア海の攻防(上)米中、勢力圏巡り示威―黄海や東シナ海、軍事演習で応酬。

東アジアで「海」を巡る攻防が活発になってきた。5~9日には韓国が黄海で大規模な訓練を実施し、北朝鮮が砲撃で応酬。中国は権益保護を目的に活動範囲を広げるとともに、相次ぐ演習で実戦に堪えうる作戦能力を誇示する。対する米軍は、空母も投入した演習などを展開し中国をけん制。東南アジア諸国も海軍力増強に動き、東アジアの安全保障の主戦場は「海」に移りつつある。
 「ドーン、ドーン」。7月26日、南シナ海に71発のミサイル発射音が鳴り響いた。「中国版イージス艦」の異名を持つ駆逐艦「海口」が発射した対艦ミサイルは、敵の艦艇に見立てた標的に命中。ロシア製のソブレメンヌイ級駆逐艦「寧波」の対空ミサイルも標的を直撃し、駆逐艦「石家荘」は射程100キロ以上の対空ミサイルを垂直発射筒から打ち上げた。
 この3隻は北海・東海・南海の3個艦隊の主力艦。過去最高の難度とする今回の演習は「南シナ海の領土保全への決意を示す」(軍関係者)狙いがあった。中国は今春から台湾やチベット問題に使う「核心的利益」という表現を南シナ海にも用い始め、権益確保への国家意思を強調する。
 中国軍に浸透する安保観は「中国は地域大国からグローバル大国に脱皮し、利益と影響力は世界に向かっている」(楊毅・海軍少将)との認識だ。空母建造に加え、軍以外の政府機関も含む総力戦で海洋戦略を強化。国家海洋局は2020年までに「中レベルの海洋強国入り」を目指す。
 東シナ海では、中国海軍の艦艇10隻が4月、沖縄本島と宮古島の間を往復。7月3日にも艦艇2隻がこの間を再び通過した。「調査船↓軍艦」の順で地ならしを進め、回数を重ねて勢力圏づくりを既成事実化する――。南シナ海で実践した戦術を東シナ海でも踏襲しようとしている。
海空統合で対抗
 7月下旬、米韓が過去最大規模の合同演習を日本海で始めると、中国軍は「『第1列島線』の中に中国を抑え込む狙い」(羅援少将)と警戒。第1列島線は中国の「国防圏」の概念で、沖縄、台湾、フィリピンをつなぐ線。中国本土を取り囲むように位置している。中国は第1列島線の枠を超え、日本列島からサイパン、グアムをつなぐ「第2列島線」までの影響力の浸透を狙う。
 米政府も戦略を見直す。2月発表の「4年ごとの国防戦略見直し(QDR)」で海空戦力の一体運用に重点を置いた「統合エアシーバトル構想」を提唱した。米軍の展開を阻止する力を持ちつつある中国を念頭に、精密誘導兵器を搭載した攻撃型原潜やステルス爆撃機などを組み合わせて対抗。1970年代にさかのぼるエアランドバトル構想の後継戦術で、米韓演習はこれを実践する内容だ。
 「朝鮮半島と北東アジアの安定への米国の高い関心を裏付ける」。7月26日、米韓演習に初めて投入した最新鋭戦闘機F22を前に、米第7空軍のレミントン司令官は同戦闘機投入の意義を強調した。「北東アジア」への言及は中国へのけん制がにじむ。米中の攻防は単に黄海の縄張り争いにとどまらず、より広い「海」の支配圏を巡る駆け引きでもある。
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