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:2009:02/04/09:38 ++ 逆風決算の断面――業種別の今期純利益シェア、内需関連・商社が浮上(景気がわかる)
上場企業の二〇〇九年三月期の予想連結純利益を業種別シェアで見ると、〇八年三月期とは構図が様変わりする。前期に二業種だけで三割以上の利益を稼いだ自動車と電機が、世界的な販売不振や円高で利益が急減し上位から転落。代わりに今上期まで資源高の恩恵を享受した商社や通信などの比重が高まる。一〇年三月期も輸出関連企業の業績回復は見込みづらく、内需企業の割合がさらに高まりそうだ。
今期は総合電機五社だけで一兆二千八百億円の最終赤字となる見通し。ソニーも千五百億円の赤字となるほか、パナソニックも赤字に転落する見通しで、電機はIT(情報技術)バブル崩壊後の〇二年三月期以来、初めて業種全体で赤字となる見込み。
自動車も前期は一八・七%を占めたが、今期は六%弱に急減する見通し。六日に決算発表するトヨタ自動車も赤字に転落する見通しで、自動車も最終的には全体で赤字になるとみられる。
自動車に代わってトップになるのが二四%強を占める商社。上期までの資源高で関連事業の利益が増えた。通信や鉄道などの内需関連も浮上している。NTTは子会社のNTTドコモの利益増で営業利益が六年ぶりの上場企業トップとなりそう。鉄道も減益になるものの運輸収入が底堅く、比率は七・三%と前年比で四ポイント以上上昇する。
ただ来期はより内需の比重が高まる。商社は昨夏以降の資源安が逆風となる。電力は原油安と円高で今期は赤字幅が計画よりも縮小し、来期も回復が続きそう。野村証券の岩沢誠一郎チーフストラテジストは「来期は一段と円高が進むとみられ、輸出企業の落ち込みは避けられない」と話している。(随時掲載)
今期は総合電機五社だけで一兆二千八百億円の最終赤字となる見通し。ソニーも千五百億円の赤字となるほか、パナソニックも赤字に転落する見通しで、電機はIT(情報技術)バブル崩壊後の〇二年三月期以来、初めて業種全体で赤字となる見込み。
自動車も前期は一八・七%を占めたが、今期は六%弱に急減する見通し。六日に決算発表するトヨタ自動車も赤字に転落する見通しで、自動車も最終的には全体で赤字になるとみられる。
自動車に代わってトップになるのが二四%強を占める商社。上期までの資源高で関連事業の利益が増えた。通信や鉄道などの内需関連も浮上している。NTTは子会社のNTTドコモの利益増で営業利益が六年ぶりの上場企業トップとなりそう。鉄道も減益になるものの運輸収入が底堅く、比率は七・三%と前年比で四ポイント以上上昇する。
ただ来期はより内需の比重が高まる。商社は昨夏以降の資源安が逆風となる。電力は原油安と円高で今期は赤字幅が計画よりも縮小し、来期も回復が続きそう。野村証券の岩沢誠一郎チーフストラテジストは「来期は一段と円高が進むとみられ、輸出企業の落ち込みは避けられない」と話している。(随時掲載)
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