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ひで坊な日々

主に私の仕事と信条に関わるメディアからの備忘録と私の日常生活から少し・・・                             
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:2008:07/08/09:24  ++  電子メールは衰退するのか--取り巻く現状と生き残る道

 人類の歴史はコミュニケーションの進化の歴史でもある。20世紀以降、郵便は基本的なコミュニケーションの形態であったが、電子メールの発明により、2つのことが変化した。メールの送信費用が安くなり瞬時に配信されるようになったのである。電子メールは、企業、個人の両方からコミュニケーション手段として支持された。

 しかし、現在、電子メールは競争の激化に直面している。チャット、テキストメッセージ、「Twitter」、ソーシャルネットワーク、さらにはライフストリーミングツールにより、電子メールの利用が減少している。ここでは、何が起こっているのかを確認し、電子メールが危機に瀕しているのかどうかを見極めようと思う。

Twitterの問題

 Twitterは、パブリックなブロードキャスト通信のギャップから、生み出された。電子メールでTwitterを行うのは、不可能ではないとしてもスマートではない。Twitterが普及したのは、関心がある人々をフォローできるだけでなく、自分の状態を投稿できるためだ。人々は、電子メールを送信する代わりに、Twitterから直接メッセージを送信している。

 電子メールは仕事と受け取られ、一方Twitterは今もなお遊びと思われている。Twitterのメッセージは短く、気軽に利用されており、新しもの好きの人たちからキュートなテクノロジとして愛されている。人々は、受信ボックスがいっぱいだという「つぶやき」を送信している。

 Twitterは、ユーザーインターフェースのおかげで、動作が軽い。またTwitterでは、スクロールできるメッセージのリストが表示される。

 一方、電子メールでは、メッセージを選択し、開いて読まなければならない。伝統的に、電子メールクライアントには件名しか表示されないため、たとえ本文が短くてもクリックする必要がある。そして、これらのクリックを合計するとかなりの回数になる。

「Microsoft Outlook」の問題

 電子メールは役に立つ道具だ。Microsoft は、仕事をする人たちが万能ツールを欲しがっていることに気づいた。その結果、電子メールは拡張され、カレンダー、仕事リストなどの機能が追加された。

 問題は、これらがすべて、受信トレイというブラックホールへの入り口である電子メールをベースにしていたことだ。短いメッセージと長いメッセージ、仕事の電子メールとプライベートな電子メール、仕事、予定がすべて重なり合ってしまう。

 Outlookは整理、分類が可能な高機能なソフトウェアだが、ユーザーが使いこなさなければならない。多くの人々にとって、電子メールはたいへんな仕事であり、片付けが必要であるため厄介なものである。

 「Gmail」のようなよりシンプルな電子メールクライアントでは、すべての問題を解決する道具ではなく、どうすればより良い電子メールクライアントになれるかに重点が置かれている。メッセージをまとめられるなどの革新的なテクノロジは、生産性に大きな影響を与えている。

 Microsoftは何年もの間、ツールバーに多くのボタンを追加していたが、電子メールや生産性を中心にした技術革新に、より注力すべきだった。まず、神経言語プログラミング(NLP)、セマンティクスを活用して、人、イベント、場所などを抽出する。「これはミーティング、これはプロジェクト、これは友だち」といったユースケースを中心に電子メールを設計することで、いずれ受信トレイのちらかった状態を解消できるだろう。

電子メールに対抗するコミュニケーションツールの登場

 電子メールは、最初のウェブのキラーアプリケーションであったため、あらゆることに使われている。私たちは今、分裂サイクルにあり、情報を回し、物事を成し遂げるもっと良い方法を見つけ出そうとしている。

 電子メールは基本的に、大量の1対1のコミュニケーションが得意だ。以下のを見れば、電子メールが競争に直面している理由がわかる。電子メールはスパムを除くブロードキャストを有効にサポートできず、仕事やプロジェクトの支援は未だに不得手だ。

Breaking Down Email

 37Signalsの「Basecamp」「Highrise」のようなツールは、電子メールの情報を活用しながら、より良いプロジェクト管理、CRMを行う方法があることを示している。Twitterのサービスが安定すれば、簡単さと楽しさから、永久に人々を取り込む可能性が高い。

 ソーシャルネットワークは、ダイレクトメッセージ、チャットを取り入れており、人々は簡単に、電子メールを使わず直接話すことができる。これらのコミュニケーションは電子メールよりも簡単で、流れに組み込まれ、よりアクセスしやすくなっている。とはいうものの、これらは短いメッセージを目的としている。

 日常生活のスピードが速まり、世界のつながりが強くなっていることから、長い電子メールの必要性は減少している。より頻繁に連絡をとるようになれば、1回の会話の量は少なくなる。短いよりも頻繁なやりとりが、これまでの長いコミュニケーションに代わりつつある。

企業は安全な避難先か

 たとえ個人が電子メールから離れていったとしても、企業が電子メールから離れるとは考えにくい。Microsoftは見事に市場を獲得し、「Exchange」サーバなしには企業が機能しないようにしている。典型的なプロプライエタリのブロートウェア(余計な機能だらけの重いソフト)であるExchangeとOutlookがすべてを処理する。企業がすぐに電子メールから離れていくことはなさそうだ。

 同様に、今後は2つの傾向が見られるだろう。まず、Googleは今後も自らの解決法を支持し、うまくいけば、さらに求められているシンプルさを電子メールにもたらすだろう。

 第2の傾向は、電子メールの操作に必要な機能を減らす、よりシンプルなプロジェクト管理ツールだ。問題は、電子メールの内容を効果的に活用して、自動的に仕事、イベント、連絡先などを生成できるよう、プロジェクト管理ツールを電子メールにシームレスに統合する必要があることだ。

結論

 電子メールは数十年にわたって人気を博し、インターネットのキラーアプリケーションであり続けていたが、市場を独占してはいない。新しい、より状況に適したコミュニケーション方法が登場し、特に個人ユーザー市場で電子メールのパイを奪っている。

 個人ユーザーは電子メールからよりコンパクトなコミュニケーション手段に移行すると思われるが、企業では、電子メールの支配力が強く、すぐに取って代わられる可能性はなさそうだ。

 あなたは電子メールの未来についてどう思うだろうか。あなたのコミュニケーションパターンはどのように進化しているのだろう。電子メールよりも好ましいコミュニケーションツールは何だろうか。

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