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:2007:12/20/14:38 ++ 韓国大統領に李明博氏、圧勝、10年ぶり保守政権――日米と協調路線へ
【ソウル=山口真典】第十七代大統領を選ぶ韓国大統領選挙は十九日投票、即日開票された。保守系野党ハンナラ党候補の李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長(66)が過半数に迫る得票で圧勝、当選を決めた。年内に政権引き継ぎ委員会を設置し、骨格人事などを決めて来年二月二十五日に就任する運びだ。金大中、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両大統領と二代にわたり進歩(革新)政権が続いた韓国で、十年ぶりに保守政権が誕生する。(関連記事2、3、8、9面に)
経済界出身の李明博氏は外交でも実利優先の政策展開が予想される。当選翌日の二十日午後にはソウルで重家俊範・駐韓日本大使との会談を予定、経済的な利益を重視する観点から、シャトル外交再開など対日関係改善の機運が高まる見通し。「韓米同盟の再構築」も掲げており、日米との協調を進める意向だ。
李明博氏は十九日午後十時(日本時間同)ごろ、ソウルのハンナラ党本部で記者会見し「国民に心から感謝する。今後五年間、国民に奉仕する姿勢で国政を遂行する」と勝利を宣言。支持者の前で「韓国経済を必ず再生し、分裂した社会の和合と国民統合を実現する」とも強調した。青瓦台(大統領府)報道官は同日夜「李明博氏の当選に祝意を表する。国民の選択を尊重する」と論評した。
開票作業は同日午後六時に開始。中央選挙管理委員会が集計した投票率(暫定値)は六二・九%。直接選挙制を導入した一九八七年以降最低だった前回(二〇〇二年)の七〇・八%を下回った。
今回は過去最多の十二人が立候補(うち二人が途中辞退)。李明博氏に加え進歩系旧与党、大統合民主新党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)元統一相(54)、保守系無所属の李会昌(イ・フェチャン)元ハンナラ党総裁(72)の有力三候補が争う構図で、中央選管によると、二十日午前一時二十分現在(開票率九九・五%)の得票率は李明博氏が過半数に迫る四八・六%。鄭東泳氏二六・二%、李会昌氏一五・一%が続いている。
李明博氏は苦学して私立の名門、高麗大を卒業し、現代建設では三十五歳で社長に抜てきされるなど「サラリーマン神話」を体現した経歴を持つ。ソウル市長時代の行政実績を前面に出して「CEO(最高経営責任者)型大統領」を掲げ、貧富の格差拡大など現政権の経済政策を不満とする有権者に訴え、前回は進歩系の票田だったソウル首都圏や忠清道(中西部)でも得票率が五割を超えた。
経済界出身の李明博氏は外交でも実利優先の政策展開が予想される。当選翌日の二十日午後にはソウルで重家俊範・駐韓日本大使との会談を予定、経済的な利益を重視する観点から、シャトル外交再開など対日関係改善の機運が高まる見通し。「韓米同盟の再構築」も掲げており、日米との協調を進める意向だ。
李明博氏は十九日午後十時(日本時間同)ごろ、ソウルのハンナラ党本部で記者会見し「国民に心から感謝する。今後五年間、国民に奉仕する姿勢で国政を遂行する」と勝利を宣言。支持者の前で「韓国経済を必ず再生し、分裂した社会の和合と国民統合を実現する」とも強調した。青瓦台(大統領府)報道官は同日夜「李明博氏の当選に祝意を表する。国民の選択を尊重する」と論評した。
開票作業は同日午後六時に開始。中央選挙管理委員会が集計した投票率(暫定値)は六二・九%。直接選挙制を導入した一九八七年以降最低だった前回(二〇〇二年)の七〇・八%を下回った。
今回は過去最多の十二人が立候補(うち二人が途中辞退)。李明博氏に加え進歩系旧与党、大統合民主新党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)元統一相(54)、保守系無所属の李会昌(イ・フェチャン)元ハンナラ党総裁(72)の有力三候補が争う構図で、中央選管によると、二十日午前一時二十分現在(開票率九九・五%)の得票率は李明博氏が過半数に迫る四八・六%。鄭東泳氏二六・二%、李会昌氏一五・一%が続いている。
李明博氏は苦学して私立の名門、高麗大を卒業し、現代建設では三十五歳で社長に抜てきされるなど「サラリーマン神話」を体現した経歴を持つ。ソウル市長時代の行政実績を前面に出して「CEO(最高経営責任者)型大統領」を掲げ、貧富の格差拡大など現政権の経済政策を不満とする有権者に訴え、前回は進歩系の票田だったソウル首都圏や忠清道(中西部)でも得票率が五割を超えた。
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