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ひで坊な日々

主に私の仕事と信条に関わるメディアからの備忘録と私の日常生活から少し・・・                             
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:2009:10/02/10:43  ++  10年ぶりの軍事パレード “異質な中国”を国際社会に発信

【北京=矢板明夫】中国で10年ぶりに実施された軍事パレードは、国際社会に“異質な中国”のイメージを植え付ける結果にもなった。今や国内総生産(GDP)規模で米国に次ぐ2位の座をうかがおうとする中国は、10年前とは国際社会に占める地位が明らかに異なっている。「中国脅威論」の払拭(ふっしょく)に努める一方で、安定のために軍の協力・支援に頼らざるを得ない胡錦濤国家主席のジレンマがそこにはある。

 昨年、中国のGDPは1999年の3・4倍に増大した。GDPで米国、日本に次ぐ世界3位に浮上する中、建国60年を祝う一連の式典が、国力にふさわしい大規模なものとなることは予想されていた。

 軍事科学院の羅援少将も、軍事パレードの目的を「敵対勢力に対する威嚇。世界中に中国の実力を見せつけることは非常に重要なことだ」と語っていた。

 実際、10年前のパレードで披露された弾道ミサイルの数は36基だったが、今回は108基と3倍となり、軍が近代化、ハイテク化されたことを印象づけた。

 しかし、国際社会と協調し経済発展に専念したい胡指導部は「平和発展」の方針を掲げ、「中国脅威論」の一掃に懸命だ。

 胡主席はこの日の式典でも、中国が外交や経済、貿易、環境問題などさまざまな分野において、「責任ある大国」としての役割を果たしていく決意を表明している。

 一方で、中国の軍事予算は21年続けて2けた超の伸び率を示す。今回、最新兵器を披露することで“透明性”をアピールする狙いもあったといわれているが、逆に周辺国に対し中国の脅威を強く印象づけたことは否めず、中国のイメージ低下は避けられない。

 中国では軍の発言力が強いうえ、最近、暴動や少数民族の独立運動が相次ぎ、その鎮圧に軍の力を頼らざるをえない。軍歴を全く持たずに最高指導者となった胡主席が今回、軍への配慮を優先しなければならなかった背景にはこうした事情があったとみられる。

 ただし、この日、国産車「紅旗」から閲兵した胡主席は、軍関連の行事に出席する際にいつも着ている、軍人をイメージする緑の人民服ではなく、灰色の中山服を着ていた。

 「文民による軍の指導」を国際社会にアピールし、周辺国の不安を少しでも和らげようとする思惑があったとみる向きもある。
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