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:2010:09/13/09:02 ++ GPS衛星、「みちびき」打ち上げ成功、位置測定精度、10倍以上
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は11日午後8時17分、種子島宇宙センター(鹿児島県)から日本の主力ロケット「H2A」18号機を打ち上げた。搭載した日本版測位衛星(準天頂衛星)の「みちびき」を28分後に分離し、打ち上げは成功した。カーナビゲーションシステムなどの位置精度を10倍以上高められる日本版全地球測位システム(GPS)の構築に向け一歩を踏み出した。(関連記事を社会面に)
H2Aの打ち上げ成功は12回連続。成功率は94・1%から94・4%に上昇し、欧州や中国などのロケット並みの高率を維持した。菅直人首相は11日夜、「(打ち上げの成功は)宇宙技術の信頼性の高さを証明するもの。宇宙開発利用が一層進展し、経済成長の一助となることを期待する」とのコメントを発表した。
「みちびき」は米国防総省が運営するGPS衛星と組み合わせて使うことで、建物の谷間など従来のGPS衛星では電波が届きにくい地域での位置精度の向上が期待されている。年明け以降に、日立製作所やNTTデータなど101の企業・大学が「みちびき」を使って実験を始め、子どもの見守りや災害情報の即時案内など新サービスに活用できるか試す予定だ。
「みちびき」が順調に稼働した場合、日本上空をカバーできるのは1日のうち8時間だけ。高精度の位置情報サービスを24時間提供するには3基以上必要になる。ただ、現段階では2基目以降の打ち上げは未定だ。衛星1基の製造・打ち上げ費用は約400億円。政府は宇宙開発戦略本部(本部長・菅直人首相)が中心となり、来年夏までに2基目以降の打ち上げについて結論を出す。
H2Aの打ち上げ成功は12回連続。成功率は94・1%から94・4%に上昇し、欧州や中国などのロケット並みの高率を維持した。菅直人首相は11日夜、「(打ち上げの成功は)宇宙技術の信頼性の高さを証明するもの。宇宙開発利用が一層進展し、経済成長の一助となることを期待する」とのコメントを発表した。
「みちびき」は米国防総省が運営するGPS衛星と組み合わせて使うことで、建物の谷間など従来のGPS衛星では電波が届きにくい地域での位置精度の向上が期待されている。年明け以降に、日立製作所やNTTデータなど101の企業・大学が「みちびき」を使って実験を始め、子どもの見守りや災害情報の即時案内など新サービスに活用できるか試す予定だ。
「みちびき」が順調に稼働した場合、日本上空をカバーできるのは1日のうち8時間だけ。高精度の位置情報サービスを24時間提供するには3基以上必要になる。ただ、現段階では2基目以降の打ち上げは未定だ。衛星1基の製造・打ち上げ費用は約400億円。政府は宇宙開発戦略本部(本部長・菅直人首相)が中心となり、来年夏までに2基目以降の打ち上げについて結論を出す。
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