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ひで坊な日々

主に私の仕事と信条に関わるメディアからの備忘録と私の日常生活から少し・・・                             
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:2011:08/05/10:53  ++  日立・三菱重工が統合協議、新興国インフラに活路、総合力高め反攻。

日立製作所と三菱重工業が将来の経営統合を視野に、社会インフラなど主力事業の統合に向けた協議を始める。両社が狙うのは、新興国を中心に急拡大する社会インフラ市場。日本を代表する製造業といえども、単独では勝ち抜けないとの危機感がある。米欧大手が先行して市場を開拓するほか、中国・韓国勢も急成長が続く。研究開発力では有数の実力を持つ2社だが、世界で戦うには総合力に一段の磨きをかける必要がある。(1面参照)
 日立製作所と三菱重工が今後の成長領域と見定めるのは、世界のインフラ市場だ。
 例えば発電分野。経済協力開発機構(OECD)によると世界の発電量は2035年に30兆キロワット時を超え、08年実績より8割増える。10~35年の発電インフラ投資は1300兆円に及ぶ見通しで、その4分の1は中国(約320兆円)が占める。
 だが、現実の商談では欧米大手に競り負けることが多い。
 今年3月。三菱重工業は東南アジア最大規模のマレーシアにおける石炭火力発電所の受注合戦で、仏アルストムに敗れた。この案件には日立製作所も初期段階で参加していた。10年9月には日立製作所がブラジル・サンパウロ市のモノレール建設で、カナダ・ボンバルディアを中心とする企業グループに敗れた。
 海外大手は基盤とする欧州や米国市場が成熟し始めると、いち早く新興国に進出。日立や三菱重工は出遅れた。例えばガスタービン分野では米ゼネラル・エレクトリック(GE)が世界シェアの44%、独シーメンスが28%を占める。3位の三菱重工のシェアは8%と大差をつけられている。
 鉄道分野でもボンバルディア、仏アルストム、独シーメンスの「ビッグ3」で世界シェア5割を超える。3社は世界各地に製造・保守の拠点を持つ体制を構築。日立のシェアは5%に満たない。
 日立は09年3月期に製造業最大の連結最終赤字を計上して以降、収益が安定している社会インフラ事業に経営資源をシフト。11年3月期には20年ぶりに過去最高純利益を更新するV字回復を果たした。三菱重工は発電所を中心とした原動機事業で全体の7割を稼ぐ構造。両社の11年3月期の連結売上高を単純に合計すると、12兆2千億円と米GE(金融部門含む)に規模で並ぶが、最終利益では見劣りする。
 日立と三菱重工が手を組むことで強みが発揮できる分野も多い。日立は社会インフラとIT(情報技術)システムの両方を手がける。三菱重工は風力や地熱など再生エネルギーで世界有数の技術を持つ。風力や太陽光などを中心に使いながら、ITを駆使してエネルギーを効率的に利用する「スマートシティ」事業などでの成長が見込める。両社の技術や得意分野を早期に結集できれば、GEやシーメンスにない強みにつながる可能性もある。

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