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ひで坊な日々

主に私の仕事と信条に関わるメディアからの備忘録と私の日常生活から少し・・・                             
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:2007:11/27/17:13  ++  まもなく発売1周年の「Windows Vista」、企業の導入進まず

UPDATE Microsoftの「Windows Vista」が発売されてからほぼ1年になるが、すべてのデスクトップをVistaに移行する予定の企業はわずか13%にすぎないと今週発表されたある調査結果は伝えている。さらに「Linux」の導入も加速しており、特にデスクトップ用途での採用が増えている。

 無差別に選ばれた961人のITプロフェッショナルを対象にした調査では、90%がいまだにVistaへの移行に懸念を抱いており、48%はいまだにいかなる形態でも一切Vistaを導入したことがない。44%は、「Mac OS X」「Ubuntu」「Red Hat Linux」「SUSE Linux」などの代替のオペレーティングシステム(OS)を「検討」していると回答している。

 しかし、QuocircaのアナリストであるClive Longbottom氏は数字を解釈する時には注意するべきだと述べている。「実際にLinuxをWindowsの代替OSとして考えている企業は極めて少数だ」(Longbottom氏)

 多くのユーザーにとってはVistaの新しいGUIに慣れるよりもLinuxにアップグレードする方が簡単だろうと一般に信じられているが、Longbottom氏はこの考えに反論する。「Vistaに慣れるには多少の時間がかかるのは確かだが、ほとんどのユーザーは移行の大部分を独力で成し遂げているし、そのためのトレーニングは1時間もかからない」。そして、Linuxは無償かも知れないが、「Word」や「Excel」のマクロなどを移行するのには多大な労力が必要になる可能性があると注意を促す。

 「Microsoftの大きな問題はLinuxではなく、デスクトップをVistaにアップグレードすることの難しさである」とLongbottom氏は述べる。「古いハードウェアではチェックが必要なため、Vistaは新しく構築され、全く新規のインストールが必要なソリューションになる」。多くのユーザーはVistaのService Pack 1(SP1)で状況が改善されるかどうか様子見の状態であり、ソフトウェアの互換性を懸念しているとLongbottom氏は言う。「Microsoftは自社のソフトウェアがVistaでも動作すると保証してユーザーのVistaへの登録を促すべきなのだが、対応が非常にお粗末である」

 Linux Foundationによって以前に発表されたLinuxの使用状況に関する年次調査の結果によると、Linuxデスクトップを導入した企業や組織のうち、マシンの半数以上でLinuxが稼働しているところは40%に満たない。しかし、これらの企業や組織の大半ではLinuxをサーバよりもデスクトップ用途で使用しており、これは、Linuxは現在もそうだが今後も主としてサーバ用OSであり続けるだろうという一般的な認識に反しているように見える。

 しかしここでもLongbottom氏は警鐘を鳴らす。人気ウェブサイトにアクセスするために使用されているOSの割合を調べた調査結果のデータを引用して、Longbottom氏は次のように指摘する。「Linuxがデスクトップ用途で使用されるようになってから15年になるが、いまだにデスクトップとしての普及率は1%未満である。これはVistaが1年以内で達成した数字よりも低い」

 その他の評論家らは従来のデスクトップシステムの先を見越している。

 「確かにフリーソフトウェアに基づいたデスクトップシステムは、着実に発展してきた」とOPEN ...のGlyn Moody氏は述べる。「特に、(Ubuntuの開発を支援しているCanonicalのような)人々がWindows並に使い勝手を良くしようと努力しているからだ。しかし、デスクトップがレガシー市場に変わりつつあり、徐々に重要性を失っているのは明らかになっているとわたしは思う」

 3種類の製品の発表がこの説を裏付けているとMoody氏は指摘する。「『ASUS Eee PC』は超小型、超低価格のモバイルPCという新しいカテゴリを生み出しそうだ。Windowsはこれに対抗できない。ハードウェアが安価になればなるほど、Windowsという『税金』が価格全体に占める割合が大きくなる」。またMoody氏は「Everex Green gPC TC2502」にも言及している。これは基本的にはウェブベースのシステムであり、GNU/Linuxシステムを搭載している。

 「最後に、もしGoogleの携帯電話スタックである『Android』が軌道に乗ったら、デスクトップ上ではなく、gPCのようにウェブアプリケーションを稼働させる、膨大な量のLinuxベースのシステムが登場するかも知れない」とMoody氏は述べる。「従って、ある意味ではGNU/Linuxは従来のデスクトップ市場の大きなシェアを獲得するかという問いは自然ではあるが間違いだ。それは過去のことになっている。もっと興味深いのは、ウェブベースのシステム、超小型ポータブル、モバイルといった将来のパーソナルコンピューティングの市場区分のシェア争いであり、この競争ではGNU/Linuxがすでに一歩抜け出しているのは明らかである」

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