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:2010:12/02/11:58 ++ バングラデシュ首相、インフラ投資期待、港湾・空港建設の計画提示。
日本との経済連携協定(EPA)の早期締結を要請するバングラデシュのハシナ首相は、日本に期待する協力分野について、具体的に港湾や空港などへのインフラ投資を挙げた。安い労働力を背景に縫製分野などへの海外からの投資流入が加速するなか、成長のカギを握るインフラ整備に焦点を絞り、日本勢の参画に期待を示した。(1面参照)
ハシナ首相は「日本のインフラ投資への能力と経験がバングラデシュの成長の大きな支えになる」と強調した。具体的に(大型船が入港できる)水深の深い港や国際空港を建設する計画を示し、日本政府と企業の投資を呼びかけた。
日本政府は首相来日にあわせ、全長6・15キロの橋を架ける「パドマ橋事業」に国際協力機構(JICA)を通じて、4億ドル(約340億円)の円借款を供与する意向を表明した。これについて首相は「訪日の最大の成果」と評価した。
日本企業はバングラデシュの安い労働力だけでなく、人口増加にともなう市場の潜在力も視野に入れている。ファーストリテイリングが7月、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏が総裁を務めるグラミン銀行と衣料の製造・販売を手がける新会社を設立すると発表。ロート製薬も販売会社を設立し、スキンケア商品の販売を始める。
首相は日本企業に限定した経済特区について「訓練された労働者を安く雇用できるほか、工場設備なども提供する」と強調した。韓国企業向けにはすでに別の優遇地域が設けられており、日本は出遅れていたが「日本企業にとって進出の魅力は増すはずだ」と述べた。
バングラデシュは今年度、6%程度の経済成長を見込んでいる。日本によるインフラ投資などを足がかりに、2017年には10%程度の成長率を達成、中進国入りを果たす考え。首相は「まだ農業が中心の途上国だが、日本のように工業化を進めたい」と語った。
シェイク・ハシナ首相 バングラデシュで「建国の父」と呼ばれる初代大統領ムジブル・ラーマン氏の長女。1971年の独立戦争の際に西パキスタン占領軍に一時拘束される。75年の父親暗殺で81年までインドへ亡命。帰国後、アワミ連盟党首に就任し、96年首相就任。総選挙に敗北するが、2008年末の総選挙で勝利し、09年1月に首相に返り咲いた。63歳。
ハシナ首相は「日本のインフラ投資への能力と経験がバングラデシュの成長の大きな支えになる」と強調した。具体的に(大型船が入港できる)水深の深い港や国際空港を建設する計画を示し、日本政府と企業の投資を呼びかけた。
日本政府は首相来日にあわせ、全長6・15キロの橋を架ける「パドマ橋事業」に国際協力機構(JICA)を通じて、4億ドル(約340億円)の円借款を供与する意向を表明した。これについて首相は「訪日の最大の成果」と評価した。
日本企業はバングラデシュの安い労働力だけでなく、人口増加にともなう市場の潜在力も視野に入れている。ファーストリテイリングが7月、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏が総裁を務めるグラミン銀行と衣料の製造・販売を手がける新会社を設立すると発表。ロート製薬も販売会社を設立し、スキンケア商品の販売を始める。
首相は日本企業に限定した経済特区について「訓練された労働者を安く雇用できるほか、工場設備なども提供する」と強調した。韓国企業向けにはすでに別の優遇地域が設けられており、日本は出遅れていたが「日本企業にとって進出の魅力は増すはずだ」と述べた。
バングラデシュは今年度、6%程度の経済成長を見込んでいる。日本によるインフラ投資などを足がかりに、2017年には10%程度の成長率を達成、中進国入りを果たす考え。首相は「まだ農業が中心の途上国だが、日本のように工業化を進めたい」と語った。
シェイク・ハシナ首相 バングラデシュで「建国の父」と呼ばれる初代大統領ムジブル・ラーマン氏の長女。1971年の独立戦争の際に西パキスタン占領軍に一時拘束される。75年の父親暗殺で81年までインドへ亡命。帰国後、アワミ連盟党首に就任し、96年首相就任。総選挙に敗北するが、2008年末の総選挙で勝利し、09年1月に首相に返り咲いた。63歳。
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