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:2009:06/25/13:18 ++ インターネットの利用時間、20代男性でテレビを抜く--博報堂DYメディア調査
これは博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所が6月23日に公表したレポート「メディア定点調査2009」の中で明らかになったもの。同社は、東京都、大阪府、高知県に在住する15歳から69歳の男女個人を対象に、郵送調査法でメディアの接触状況を調べた。サンプル数は3地区合計で1919人となっている。
東京地区の調査結果をみると、生活者のマス4媒体(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)とインターネット2媒体(PC、携帯電話)を合わせた1日のメディア接触総時間は、週平均で5時間24分となった。ここ数年は微減傾向にあったが、2009年は前年に比べ全体で若干増加した。不景気の影響から自宅で過ごす時間が増え、PCインターネットの利用時間が増えたためとみている。
媒体別の内訳を見ると、テレビが163.5分、ラジオが31.1分、新聞が26.0分、雑誌が17.6分、PCインターネットが67.6分、携帯電話からのインターネットが18.1分となっている。性世代別に見ると、男性20代ではテレビ接触時間が110.9分であるのに対し、PCインターネットの利用時間は116.1分となり、過去の調査を通じて初めてインターネットがテレビを抜いた。また、女性10代の携帯電話からのインターネット利用が98.4分であるのに対し、女性20代では26.2分と、携帯電話の利用時間は10代とそれ以上の世代で大きく異なる。
このほか、動画投稿サイトの利用経験率が、2008年の38.8%から2009年には52.9%と大幅に増加している。特に20代男性では利用経験率が90.0%と高い。なお、地上デジタル放送の利用経験率は2008年の40.4%から2009年は57.1%、ワンセグ放送は2008年の28.5%から2009年は41.6%と、いずれも増加している。
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