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ひで坊な日々

主に私の仕事と信条に関わるメディアからの備忘録と私の日常生活から少し・・・                             
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:2009:03/09/12:00  ++  西松献金事件、小沢代表に世論の風圧、民主内、進退論広がる、他。

西松建設の巨額献金事件で公設第一秘書が逮捕された民主党の小沢一郎代表への風圧が強くなっている。党内では違法性を全面否定する小沢氏の続投支持が多いが、鳩山由紀夫幹事長は捜査が進展すれば「新たな展開になる」と指摘した。厳しい世論も明らかになっており、党内に小沢氏の進退を問う声が広がっている。(1面参照)
 「周りの雑音は気にしない方がいい」。民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は八日、都内の小沢氏の事務所を訪れ、こう激励した。小沢氏は元気に「うん、うん」と応えたという。六、七両日は記者団の前で説明したが、八日は事務所と自宅にこもった。
 執行部では、政治資金規正法違反での秘書の大久保隆規容疑者の逮捕に関して「あっせん利得など別件での逮捕などが無ければ続投を支える」との声が多い。小沢氏が連日、説明責任を果たす姿勢を見せたことも好意的に受け止めている。
 ただ、報道各社の世論調査では、小沢氏が辞任すべきだとの回答が多く、政党支持率も下落した。「下落は想定の範囲内。二階俊博経済産業相の問題が出たので雰囲気も変わる」との声もあるが、党内は再び動揺し始めた。鳩山氏は八日夜、福島市内で記者団に「説明責任を十分果たしていないとの思いが辞めるべきだとの世論を強めている。党として踏ん張らないといけない」と語った。
 中堅・若手には「選挙の先頭に立たないといけないのに続投はとても無理」との声がくすぶり、「起訴が一つのタイミング」という見方もある。ある執行部は「相当にしんどい」と語り、別の幹部は「早ければ週内になんとかしないといけなくなるかもしれない」と話す。小沢氏周辺には「政権交代が実現できないと思えば辞任するかもしれない」との声も漏れる。
 民主党は一九九八年の結党以来、五回の代表交代のうち四回が引責辞任だ。前代表の前原誠司氏は二〇〇六年に偽メール問題の責任を取って辞任した。メールの虚偽性が明らかになるにつれて執行部の責任論を巡って混乱した。
 〇四年には当時の菅直人代表が年金未納問題で、福田康夫官房長官の辞任直後、一気に辞任に追い込まれた。党内には西松献金事件を年金未納騒動に重ねる声もあり「経産相が辞任すれば小沢氏も厳しい」との見方が出ている。
 細野豪志政調副会長は八日のテレビ朝日番組で「これまで党内で問題が出るたびに大変な騒ぎになってコントロールが利かなくなった。我々も少しずつ成熟し、ピンチだが小沢代表の決断を見守ろうという雰囲気になっている」と強調した。
 小沢氏は引責辞任の続く歴史に終止符を打てるのか。九日には地元の声を聞いた党所属議員が国会に戻るが、党内で再び緊張が高まる可能性も否定できない。
 自民党の菅義偉選挙対策副委員長は八日、千葉県船橋市で開いた同党議員パーティーで講演し、西松建設の巨額献金事件が衆院解散・総選挙に与える影響について「解散の時期が左右されることはない」との認識を示した。「麻生太郎首相が五月から九月に景況感などを見ながら判断する」とも述べ、二〇〇九年度補正予算案の提出後を模索することを強調した。
 小沢一郎民主党代表の説明責任については、「どこからもらったかわからないでは世の中通じない」と批判した。
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